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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ゴルフ医科学研究所にて「昭和史100年を遡る会」

本日は18時からゴルフ医科学研究所にて「昭和史100年を遡る会」です。

今日の議題は昭和10-20年(1935-45)と満州事変、日中戦争から太平洋戦争終戦へと明治維新以後最も大きな転換期を迎えます。

1人でも多く聞いてもらえたらと思いますので、お時間ありましたらぜひいらしてくだいね。

そんな事もあり世界史について考える事が増えましたが、
人類史におけるパラダイムシフトは、国家体制と世界秩序の変容と表裏一体なのですね。

「農耕革命から現代のデジタル時代まで、どんな転換があったか」を僕なりに表にまとめさせていただきます。

実際、それぞれの転換点では国家や社会の形が根本から変わり、新たな世界観が形成されてきたんだなあと改めて痛感する次第です。

人類の認識や価値観、技術が大きく転換するタイミグは、やはり国家体制や世界秩序をも一気に塗り替えてきたのだと再認識させられます。

農耕革命から都市国家の誕生、帝国モデル、封建制、近代主権国家、帝国主義からの脱却、そして世界大戦と冷戦、グローバル化・デジタル革命…。

どれもこれも、当時の人々にとってはまさに地殻変動レベルの衝撃だったことでしょう。

次にやってくるパラダイムシフトは、一体どのようなかたちになるのか。

予想の範囲内ではAIとバイオテクノロジーが合わさって、国家の枠組みすらも変容しかねない変革が来るのでは無いでしょうか。

少なくとも従来の概念だけでは測りきれない新秩序が到来するのは間違いなさそうですので、日本がここに乗れるかは大切な話ですね。

何とも壮大な話ですが、一方で、世の中、常に次のパラダイムシフトを孕んで転がっていると思うとワクワクせざるを得ませんね。


人体の驚くべき数値

人体の驚くべき数値

ちょうどコロナ前に子供向けのこんな本を監修した事があるのですが、数字で身体のことを表現すると色々楽しめるんですよね。もう一度書きたいネタだなあ。

https://www.amazon.co.jp/%E6%95%B0%E5%AD%97%E3%81%A7%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%A0%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E5%9B%B3%E9%91%91-%E8%97%A4%E6%9C%AC%E5%B9%B8%E5%BC%98/dp/4788910004?fbclid=IwY2xjawJApfRleHRuA2FlbQIxMAABHTHaD_uzu5HYwepMS1sEpCB3PCy9FeqwmyEOjHJJq1E_7GeJ0M5m06YN3w_aem_zU_vq38CEDR_Tr_oZQlxCQ

循環器系 – 体中を巡る血液の秘密

血管の長さ: 大人の体内にある全ての動脈・静脈・毛細血管を一直線に伸ばすと、その長さは約10万kmにもなります。これは地球を約2周半も回れる距離です!細い毛細血管だけで全長の80%を占めるほど、体の隅々まで張り巡らされています。

心臓の鼓動回数: 人間の心臓は1日に約10万回も鼓動します。これは生涯では26億回以上にもなり、まさに常に働き続ける驚異のポンプです。ちなみに、体格の小さい動物ほど心拍が速く、ヒトの安静時心拍数は1分間に60~100回程度ですが、トガリネズミでは1分間に約1000回にも達します。

心臓のポンプ力: 心臓は毎分約5.7リットル(1.5ガロン)の血液を全身に送り出しています。これは1日に換算すると約8000リットルにもなり、1年でオリンピックプールを軽く満たせるほどの量です。こんな強力なポンプが胸に収まっているなんて驚きですね。

神経系 – 脳と神経の超ハイスペック

電気信号の速さ: 神経細胞が伝える電気信号の速度はとても速く、最大で約120m/秒(時速430km)にもなります。これは新幹線やレーシングカー並みのスピードです。痛みを感じたり瞬時に手足が動いたりするのは、この高速通信網のおかげです。

脳内のニューロン数: 人間の脳にはおよそ860億個ものニューロン(神経細胞)が存在します。かつては1000億個と言われていましたが、最新の研究で訂正されました。それでも想像を超える数で、各ニューロンが情報をやりとりして私たちの思考や記憶を生み出しています。

シナプスの数: 脳内ではニューロン同士が100兆個ものシナプス(神経接続)でつながっています。このネットワークの密度はとてつもなく、各ニューロンは平均で数千もの他のニューロンと接続。この膨大な配線のおかげで、人の脳は非常に高度な情報処理ができるのです。

脳のエネルギー消費: 脳は体重のわずか2%しか占めませんが、体全体のエネルギーの20%前後を消費する大食漢です。安静にしていても大量の酸素とブドウ糖を血液から取り込み、約20ワットの電力を発生させています。これは小さな電球をともすのに十分なパワーで、まさに頭の中に“小さな明かり”が灯っているようですね。

消化器系 – 食べ物と体の意外な関係

消化にかかる時間: 食べ物が口から胃腸を経て排泄されるまで、平均で24~72時間ほどかかります。内容や個人差によって幅がありますが、約1~3日かけてゆっくり栄養を吸収しているのです。例えば、胃を出るまでに約2時間、小腸では5~6時間、大腸ではさらに数十時間かけて水分が吸収されます。

胃酸の強さ: 胃で分泌される胃酸のpHは1~2と非常に強酸性です。この酸性度はバッテリー液(pH0)に匹敵し、金属や骨さえ溶かすほど強力です。もちろん胃自体は粘液によって守られていますが、胃酸のパワーのおかげで私たちはお肉から野菜まで何でも消化できるのです。

腸の長さ: 小腸は約3~5メートル、太腸(大腸)は約1.5メートルの長さがあります。小腸は実は大腸より長いのに「小さい」と呼ばれますが、これは直径が細いからです。これらの長い消化管が体内に収まり、食べ物から栄養をしっかり吸収しています。人の身長の何倍もの長さの管が体の中に収まっているなんて不思議ですね。

唾液の量: 人は1日に最大1.5リットルもの唾液を分泌します。これはペットボトル約3本分で、生涯ではプール2つ分にもなる計算です 。唾液は食べ物の消化を助け、口内を潤し清潔に保つ大切な消化液ですが、こう聞くとちょっと驚きと少し笑いが出る量ですね。

骨格・筋肉系 – 身体を支える力と動き

赤ちゃんの骨の数: 赤ちゃんは約275~300個もの骨を持って生まれてきますが、成長とともに骨同士が癒合し、大人では骨の数は206個になります。赤ちゃんの柔軟な体は小さな骨がたくさん集まってできており、産道を通るためにもこの構造が重要です。大人になるとしっかりした大きな骨に変わりますが、私たちの体は成長につれて文字通り「再構成」されているのです。

骨の強度: 人の骨は重量あたりでは鋼鉄よりも強いと言われます。実際、マッチ箱サイズの小さな骨片でも最大約18,000ポンド(8トン)の重さを支えられるという報告があります。骨はコンクリートや花崗岩並みの強度を持ちながら非常に軽量で、まさに自然が生んだ高性能な材料です。

一歩に使う筋肉: 人が一歩踏み出すだけでも、実は約200の筋肉が協調して働いています。太ももやふくらはぎだけでなく、背中や腹部、足先の細かな筋まで全身の筋肉を総動員してバランスを取り、一歩を踏み出しているのです。無意識にやっている歩行が、実は全身運動と言えるほど多くの筋肉のチームワークで成り立っているのは驚きですね。

感覚器官 – 五感の驚異的な能力

目の色彩識別能力: 人間の目は約1000万色もの色の違いを見分けられると推定されています。通常は三原色(赤・緑・青)の錐体細胞であらゆる色を感じ分けていますが、その組み合わせで膨大な色合いを識別できるのです。美しい夕焼けやカラフルな絵画を堪能できるのも、この色覚性能のおかげです。

鼻の嗅ぎ分け能力: 人の嗅覚は昔考えられていたよりはるかに優れており、少なくとも1兆種類の臭いの違いを識別できる可能性があります。従来は1万種程度と言われていましたが、2014年の研究で桁違いに高い潜在能力が示されました。普段意識しませんが、我々の鼻は実は“匂いの達人”なのかもしれません。

味覚の新陳代謝: 味蕾(みらい)と呼ばれる味覚センサーは舌に約1万個あり、約10日ごとに生まれ変わっています。熱いものを食べて舌がヒリヒリしても、しばらくすれば味を感じる力が戻るのはこのためです。子どもの頃嫌いだった食べ物が大人になると食べられるようになるのも、味蕾の再生と味覚の変化のおかげかもしれませんね。

全身統計 – 体全体にまつわる大きな数

全身の細胞数: 人体を構成する細胞の数は約37兆個と見積もられています。数えきれないほど膨大ですが、これでも体内に共生する細菌の数(数十兆個)とほぼ同じかそれ以上です。こうした無数の細胞が集まって協働することで、ひとつの人の体が成り立っているのです。

肌の生まれ変わり: 人の皮膚は新陳代謝が活発で、毎時間2億個、1日に約50億個もの古い皮膚細胞が剥がれ落ちています。捨てられた皮膚は埃(ほこり)となり、実は家庭内のホコリの大半はこの肌のかけらです。大量に皮膚が剥がれてもバリア機能が保たれるのは、剥がれたそばから新しい細胞がどんどん補充されているからです。

DNAの長さ: DNA(デオキシリボ核酸)は人の設計図ですが、その長さは桁外れです。各細胞に収納されているDNAを伸ばすと約2メートルにもなります。さらに体中の全細胞のDNAを繋ぐと、その長さは約160億km(100億マイル)、地球から冥王星まで往復できるほどになります!私たち一人ひとりの中に、文字通り宇宙級の長さの情報が詰まっていると考えるとロマンがありますね。


海外で語る日本独自の文化

海外で日本の独自文化を語る際、どこから手をつけるべきか? というのは意外と難問です。

僕自身、学会の懇親会などで、日本について質問されたときの切り出し方というのを、実践の中で試行錯誤してきました。

ここでは、僕なりに効果的だと思う順番と例文を提案してみます。

1. 歴史的背景の紹介

まずは、「日本のどのような歴史の流れの中で、独自の文化が形成されてきたのか」を簡潔に説明すると、相手に大きな地図を提示することができます。飛鳥時代から奈良・平安時代に至るまでの宮廷文化、鎌倉・室町での武家文化、江戸期の町人文化までをざっとおさらいします。この時は僕が出身の鎌倉は13世紀に日本の王朝があった場所だとか、11世紀には日本の女性が源氏物語という長編物語を書いたりと言ったら話もしますね。

“Japan has a long history with many periods, such as Asuka, Nara, Heian, Kamakura, Muromachi, and Edo. Each period created different parts of Japanese culture. Understanding this background helps people see why modern Japan is the way it is.”

2. 精神性と哲学的基盤

次いで、「神道」「仏教」「儒教」などが織りなす日本独特の精神性をかいつまんで説明します。ここを押さえておくと、その後に紹介する諸文化を深く理解してもらいやすいのです。
神道における自然崇拝の精神や、仏教的な無常観などが、日本の美意識や行動原理にどのように影響を与えているのかを示すとよいでしょう。

“Japanese thinking is influenced by Shinto, Buddhism, and Confucianism. For example, Shinto teaches respect for nature, and Buddhism teaches us that life always changes. These ideas shape how Japanese people view the world.”

3. 美意識(わび・さび、季節感など)

歴史と精神性を押さえたうえで、いよいよ日本独自の“美の価値観”へ。海外の方はよく「侘び寂び(わびさび)」や季節感を反映したおもてなし、あるいは花鳥風月といった言葉に強い関心を示します。茶道や生け花、枯山水の庭園などは、“シンプルさの中に深い美がある”という日本の真骨頂を伝えるよい例です。

“In Japan, we value simple, imperfect beauty. We call this wabi-sabi. We also care about the seasons, which change clearly throughout the year. You can see this in the tea ceremony, flower arrangement (ikebana), and Japanese gardens.”

4. 伝統芸能・伝統工芸

日本の奥行きをさらに感じてもらうには、能・狂言や歌舞伎、人形浄瑠璃から、陶芸・漆芸・刀剣などの伝統工芸を紹介するのが効果的です。ここでは、歴史的背景に加えて職人技や世代継承の概念を絡めると、海外の方は「これほどの技術が長い年月をかけて育まれてきたのか」と感嘆してくれます。

“We have many unique performing arts, such as Noh, Kyogen, Kabuki, and Bunraku puppet theater. We also have traditional crafts like ceramics, lacquerware, and sword-making. These skills are passed down over many generations.”

5. 食文化

さて、伝統芸能から少し肩の力を抜いて、生活に根ざしたところを見せるなら、食文化です。和食はユネスコの無形文化遺産にも登録されていますし、海外受けも非常に良い。だしの概念や発酵食品などは、健康・長寿にも通じる日本の知恵として話題にしやすいポイントです。

“Japanese food (washoku) is not only delicious but also healthy. We use dashi (soup stock) and many fermented foods. Some people say this is one reason why Japanese people often live long lives.”

6. 現代のポップカルチャーとの共存

最後に、現代のアニメや漫画、J-POPといったポップカルチャーを、先に紹介した伝統文化と対比してみせるのが面白いところ。「古来の精神性と伝統を大切にしながら、新しい文化が次々と生まれ、共存している」という姿が、日本独自のダイナミズムを象徴していると言えましょう。

“Today, Japan is famous for anime, manga, and J-POP. These new forms of pop culture exist together with our old traditions. This mix of old and new is a special part of Japanese society.”

こうした順序で話を組み立てれば、歴史を俯瞰して精神性を押さえ、具体例として美意識・芸能・食・ポップカルチャーへ、とスムーズに誘導することができますね。


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