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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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コーヒーの分類

ついでにコーヒーの分類についても調べてみました。

コーヒーの評価は、一般的に 6つの主要な軸 で行われます。バリスタやコーヒーテイスター(Qグレーダー)がカッピングを通じて判断する際の基準です。

1. フレーバー(Flavor)
コーヒーの香りと味の全体的な印象。
「フルーティー」「チョコレート」「ナッツ」「スパイシー」など、細かく分類。

2. 酸味(Acidity)
明るくシャープな味わいか、まろやかで控えめか。
エチオピアやケニアの豆は酸味が高く、ブラジルやインドネシアは低め。

3. ボディ(Body)
口当たりの重さやコクの強さ。
「ライトボディ(軽い)」「ミディアムボディ(バランス型)」「フルボディ(濃厚)」に分類。

4. 甘さ(Sweetness)
コーヒー自体の自然な甘みがどれくらいあるか。
フルーツのような甘さ、はちみつのような甘さなど。

5. 後味(Aftertaste)
コーヒーを飲んだ後に残る味の印象。
「すっきり」「長く続く」「ビター」「スモーキー」など。

6. バランス(Balance)
酸味、甘さ、ボディ、後味の調和。
どれか1つが突出しすぎるとバランスが悪いと評価される。

さらに プロ向け評価 では、次の要素も加わります。

クリーンカップ(雑味のなさ)
ユニフォーミティ(均一性)
全体評価(Overall)
デフェクト(欠点)

これらを総合的に評価し、SCA(スペシャルティコーヒー協会)では 100点満点中80点以上 のものが「スペシャルティコーヒー」とされます。

もう少し細かく分類すると

1. フレーバーホイール(風味の分類)
バリスタやコーヒーテイスターは SCA(スペシャルティコーヒー協会)のフレーバーホイール を基準にしてコーヒーの味を細かく分析します。

主な分類:
フルーティー(果実系):シトラス(柑橘系)、ベリー、ストーンフルーツ(桃・アプリコットなど)、トロピカルフルーツ
フローラル(花の香り):ジャスミン、ラベンダー、ローズ
ナッツ系:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ
スパイス系:シナモン、クローブ、カルダモン
チョコレート・キャラメル系:ビターチョコ、カカオ、バニラ
アーシー(大地の香り):土っぽさ、タバコ、木の香り

この分類は、 「カッピング(試飲)」 によって評価されます。

2. 酸味の強さ(Acidity)
強い酸味(シャープで明るい)
エチオピア・ケニア(ウォッシュド)

中程度の酸味(バランス型)
コロンビア・グアテマラ

酸味が少ない(まろやか)
インドネシア・ブラジル(ナチュラル精製や深煎り)

3. ボディ(コク・口当たり)
ライトボディ(軽やか・紅茶のよう)
エチオピア・パナマ

ミディアムボディ(バランスが良い)
コロンビア・グアテマラ

フルボディ(濃厚でどっしり)
インドネシア・ブラジル

4. 焙煎度(Roast Level)
ライトロースト(浅煎り)
明るい酸味・紅茶のような風味(エチオピア・ケニア)

ミディアムロースト(中煎り)
バランスの良い酸味と甘み(コロンビア・グアテマラ)

ダークロースト(深煎り)
苦味が強くスモーキー(ブラジル・インドネシア)

5. 代表的なコーヒー豆の種類

① アラビカ種(Arabica)
上質な風味を持ち、スペシャルティコーヒーの主流
エチオピア・イルガチェフェ(フローラル・紅茶のような酸味)
ケニアAA(シャープな酸味・黒すぐりの風味)
コロンビア・スプレモ(ナッツ・チョコレートの甘み)
グアテマラ・アンティグア(スパイシー・カカオの香り)
パナマ・ゲイシャ(ジャスミン・ベルガモット・シトラス)

② ロブスタ種(Robusta)
苦味が強く、カフェイン含有量が多い
ベトナム・ロブスタ(スパイシー・土っぽさ)
インド・ロブスタ(濃厚なボディ)


テキーラの分類

おまけ。実はテキーラ好きです。

昔は罰ゲームの様なイメージで売られていましたが、アガベ100%のテキーラは酔い居心地になるのに、翌日絶対に残らない素晴らしいお酒です。

実はテキーラは呼称できる地域が限られていて、シャンパーニュと並ぶ、世界的に成功した呼称酒類なのです。ハリウッドスターがこぞってテキーラ企業を買い取った事でも知られていますよね。

僕も、テキーラマエストロという資格をとった時に、ワインと違い、テキーラは甘み、苦味、辛味の3軸で評価したら良いとアドバイスを受けました。

医学的にいうと、甘みと苦味は味覚の一緒なのですが、辛味は痛感神経を介する刺激なのですよね。テキーラに酸味と塩味を加えると格段に味が良くなると言われたのですが、さもありなん。グラスの縁にライムと塩を塗すと感動的な味になります。

1. 甘味(Sweetness)

甘さの要因:
アガベ由来の糖分(特に100%アガベのテキーラ)
熟成による樽の影響(バニラやキャラメルの風味)
添加物(ミクスト)(オロ系のテキーラには人工甘味が加わることも)

甘味の強いテキーラ:
ブランコ(Blanco) → フレッシュなアガベの甘さ(ハチミツ、柑橘系)
レポサド(Reposado) → 樽の影響でまろやかに(キャラメル、バニラ)
アニェホ(Añejo) / エクストラ・アニェホ(Extra Añejo) → 熟成による濃厚な甘さ(メープル、ドライフルーツ)

2. 苦味(Bitterness)

苦味の要因:
アガベの皮・芯の影響(焼きアガベのスモーキーさ)
蒸留方法による雑味(粗悪なテキーラでは苦味が目立つ)
熟成によるタンニンの影響(樽の木の苦味)

苦味の強いテキーラ:
ブランコ(Blanco) → アガベ本来の青々しい苦味
ミクスト(Mixto) → 不純物の影響で人工的な苦味が出ることも
オロ(Oro) → 低品質なものはエグみのある苦味を感じる

3. 辛味(Spiciness)

辛味の要因:
アガベ由来のペッパー感(自然なスパイス風味)
アルコール度数の高さ(口に広がる刺激)
樽熟成のスパイスノート(オーク樽からのクローブ、シナモン)

辛味の強いテキーラ:
ブランコ(Blanco) → ペッパー感が強く、シャープな刺激
レポサド(Reposado) → スパイシーさが少し和らぎ、バランスが取れる
クリスタリーノ(Cristalino) → 滑らかに処理されているが、ブランコに近い辛さ


ワインの味覚 赤ワインの3軸と白ワインの2軸

ワインの味覚を「赤ワイン:酸味・苦味(タンニン)・甘味」の3軸、「白ワイン:酸味・甘味」の2軸で表現する際、それぞれの要素を細かく分類して説明します。

赤ワインの味覚 3軸

1. 酸味(Acidity)
主な要因: ブドウの自然な酸、発酵プロセス
役割: フレッシュさを与え、ワインのバランスを整える

代表的な酸:
○酒石酸(Tartaric Acid): 最も強い酸味をもたらす。ワインの骨格を形成。
○リンゴ酸(Malic Acid): シャープで爽やかな酸味。グリーンアップルのような印象。
○乳酸(Lactic Acid): 柔らかくクリーミーな酸味。マロラクティック発酵で生じる。
○クエン酸(Citric Acid): わずかに含まれるが、レモンのようなシャープな酸味。

酸味の強さ別ワイン例:
高酸度: ピノ・ノワール(フランス・ブルゴーニュ)、サンジョヴェーゼ(イタリア)
低酸度: メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン(温暖な気候)

2. 苦味(Bitterness)= タンニン(Tannin)
主な要因: ブドウの皮・種・茎、樽熟成
役割: ワインの骨格を形成し、渋みや余韻を与える

タンニンの種類:
○果皮タンニン(Skin Tannins): 赤ワインの渋みの主な要因。ワインを力強くする。
○種子タンニン(Seed Tannins): 苦味が強く、適切な醸造で抑える必要がある。
○樽由来のタンニン(Oak Tannins): 熟成によるまろやかな渋みとバニラ香を付与。

タンニンの強さ別ワイン例:
高タンニン: カベルネ・ソーヴィニヨン、ネッビオーロ(イタリア・バローロ)
低タンニン: ピノ・ノワール、ガメイ

3. 甘味(Sweetness)
主な要因: 残糖(RS: Residual Sugar)、アルコールの甘み
役割: ワインのバランスを整え、酸味や苦味を和らげる

甘味の種類:
○発酵残糖(Residual Sugar, RS): 完全発酵しきらずに残った糖分。
○アルコール由来の甘さ: 高アルコールのワインほど甘く感じる。
○熟成による甘味: 酸化熟成でカラメルやドライフルーツの甘さを感じる。

甘味の強さ別ワイン例:
辛口(甘味ほぼなし): カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー
中甘口: アマローネ(イタリア)、ジンファンデル
甘口: ポートワイン、バニュルス(フランス)

 

白ワインの味覚 2軸

1. 酸味(Acidity)
赤ワインと同様の分類
酸味の強さ別ワイン例:
高酸度: リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン
低酸度: シャルドネ(カリフォルニア)、ヴィオニエ

2. 甘味(Sweetness)
赤ワインと同様の分類
甘味の強さ別ワイン例:
辛口: シャブリ(フランス・シャルドネ)、ピノ・グリ
中甘口: ゲヴュルツトラミネール、ヴィオニエ
甘口: 貴腐ワイン(ソーテルヌ、トロッケンベーレンアウスレーゼ)

 

まとめ
赤ワインは「酸味・タンニン(苦味)・甘味」の3軸。特にタンニンがワインの構造に大きく関与。
白ワインは「酸味・甘味」の2軸。タンニンの影響がほぼないため、よりシンプルな構造。

この軸を意識すると、ワインの味わいをより論理的に理解し、楽しめるようになります。


白ワインの品種分類

白ワインの分類。僕は赤ワインばかりを飲むので、あまり得意では無いのでですが、赤ワインと同じ様に分類してみました。

1)まず色彩で分類

① 淡いレモン色(Pale Lemon)
グラス内で透明感があり、薄く繊細で、若くフレッシュなソーヴィニヨン・ブランやリースリングなどによく見られます。

② レモンイエロー(Lemon)
典型的なシャルドネやピノ・グリージョなどの白ワインの色調。やや緑がかった透明感のある黄色が特徴です。

③ 黄金色(Gold)
熟成や樽熟成したシャルドネやセミヨンに多い色。やや深みがあり、蜜のような輝きを放ちます。

④ 琥珀色(Amber)
長期熟成や酸化熟成を経た甘口のソーテルヌや貴腐ワインに見られる、深みのあるオレンジ色や琥珀色です。

2)次に匂いと味わいを

①「リッチでふくよか、樽熟成感が特徴的」
バターやナッツ、バニラの香りが豊か、フルボディ →【シャルドネ(樽熟成)】
白桃やアプリコットなど華やかな香り、まろやかな口当たり →【ヴィオニエ】

②「爽やかな酸味、柑橘系の香りが特徴」
グレープフルーツやハーブ、青リンゴなど爽快な香りとシャープな酸味 →【ソーヴィニヨン・ブラン】
ライムや白い花の香り、キレが良い強めの酸味、爽やかな後味 →【リースリング】

③「フルーティさと酸味のバランスが良い」
洋梨やリンゴの香りでフルーティな味わい、軽~中程度の酸味 →【ピノ・グリージョ】
リンゴやハチミツのような甘さと酸味がありミネラル感も →【シュナン・ブラン】

④「華やかなアロマが強く特徴的」
ライチやバラ、エキゾチックな香りで柔らかな口当たり、甘みも感じる →【ゲヴュルツトラミネール】
白桃やアプリコット、花の香りが豊富で繊細な甘さを伴う →【ミュスカ】

経験を積むことで、色合いから香りや味わいを推理して、主要な品種を高確率で特定できます。しかし、同品種でも産地や畑による差異は見極めが難しく、これはまさに経験の蓄積が必要な領域でしょう。

白ワイン用葡萄品種 トップ10

シャルドネ(Chardonnay)
世界的に最も有名な品種。樽熟成でバター、ナッツ、バニラ香が豊富。

ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)
柑橘やハーブ系の香りが特徴的で爽やか。

リースリング(Riesling)
ドイツ原産。酸味が強く、香り高い華やかなスタイル。

ピノ・グリージョ(Pinot Grigio)
軽快でフルーティなイタリア・アルザス系品種。

シュナン・ブラン(Chenin Blanc)
ロワール地方や南アフリカが有名、酸味と果実味が魅力。

ゲヴュルツトラミネール(Gewürztraminer)
ライチやバラの香りが際立つ華やかな品種。

ヴィオニエ(Viognier)
ローヌ地方で有名。豊かな果実感とまろやかさ。

リースリング(Riesling)
ドイツ発祥、甘口~辛口まで多彩なスタイル。

セミヨン(Sémillon)
貴腐ワインでも知られるボルドー原産品種。

アルバリーニョ(Albariño)
スペイン原産、爽快な酸味とミネラル感。

A 気候条件別の分類
冷涼気候向け品種
ピノ・グリージョ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン

温暖~暑い地域向け品種
シャルドネ、ヴィオニエ、アルバリーニョ

B 味わいによる分類
濃厚でリッチなフルボディタイプ
シャルドネ(樽熟成)、ヴィオニエ、セミヨン

バランスの取れたミディアムボディタイプ
ピノ・グリージョ、シュナン・ブラン、ゲヴュルツトラミネール

爽やかなライト~ミディアムボディタイプ
リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン、アルバリーニョ

C ブレンド用途での分類
セミヨン(ソーヴィニヨン・ブランとの定番ブレンド)
ヴィオニエ(他品種とのブレンドでアロマ強化)

D 酸味の強さに基づく分類
高い酸味
リースリング、ソーヴィニヨン・ブラン

バランス型
ピノ・グリージョ、シュナン・ブラン

低い酸味(まろやかタイプ)
ヴィオニエ、ゲヴュルツトラミネール、樽熟成シャルドネ


赤ワインの品種分類

ワインエキスーパートとソムリエ試験を受ける前は、葡萄品種はカベソーとピノ。白ならシャブリ、赤ならジブリシャンベルダンぐらいしかわからなかったんですが、きちんと論理立てて飲む様になると、ワイン葡萄の品種と年代ぐらいはほぼ当てられるようになりました。

ソムリエ試験で覚えなければいけない知識は、ほぼ全てスマホがあれば検索可能ですが、飲み比べはわかったら面白いと思います。

あくまで専門の友人もいるので、初心者レベルで当てるとしたら、自分の方法としては

1)まず色彩で分類

①濃いガーネット紫 
シラー カベルネソーヴィニオン

②薄いルビー色 
ピノノワール ガメイ マスカットベリーA

③中間色

に区分けします。

2)次に匂いと味わいを

①「しっかりした渋みが特徴的」
黒コショウのようなスパイシーさがある → 【シラー】
カシスなど濃厚な果実感、タンニンが非常に強い → 【カベルネ・ソーヴィニヨン】

②「酸味がはっきりしている」
赤い果実感(ラズベリー、チェリー)、透明感ある軽い口当たり → 【ピノ・ノワール】
酸味が強くタンニンもしっかり。チェリー、土っぽい香り → 【サンジョヴェーゼ】

③「果実の甘み・まろやかさが強い」
プラム、スパイス、丸みあるフルボディ → 【メルロー】
ジャムのような凝縮感、甘いスパイス感もありアルコール度数高め → 【ジンファンデル】

④「特徴的な香り・スパイス感を感じる」
花の香り(バラ・スミレ)がはっきり、タンニン強く余韻長い → 【ネッビオーロ】
香りにインク、スミレ、黒系果実、滑らかな口当たり → 【マルベック】
野生的で土っぽく、動物的香り・スパイシーさも感じる → 【テンプラニーリョ】
黒系果実、スモーキーで強いスパイス感、余韻がスパイシーで辛口な印象 → 【グルナッシュ】

の4種類に分類するのです。

経験もありますが、視覚の情報を嗅覚、味覚で再確認する事で推理して、主要な品種はほぼ当てられる様になるんですよね。

一方で同じ品種の地域や畑による飲み比べは本当に難しい。同じワインを飲んだことがあればわかるのでしょうが、経験なのでしょうね。

まず覚えた方が良い葡萄10種類は以下ですかね。僕は友人には、まずはともあれ銘柄地域分散して100本飲んでみること。ワイン100本ノックをお勧めしてます。

赤ワイン用葡萄品種 トップ10

1. カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
世界で最も栽培されている赤ワイン用ブドウの王道品種。
ボルドー(仏)原産で力強いタンニンとブラックベリーやカシスの香りが特徴。
長期熟成にも耐える品種で、オーク樽熟成により複雑さを増す。

2. メルロー(Merlot)
ボルドー右岸を中心に栽培され、世界中で人気の柔らかくふくよかな味わいの品種。
タンニンがまろやかでプラムやブラックチェリーなど果実味豊かな風味。
カベルネとのブレンドでも定番。

3. テンプラニーリョ(Tempranillo)
スペイン原産で、リオハ地方を代表するブドウ。
チェリーやストロベリーの香りと適度な酸味を持ち、滑らかなタンニンが特徴。
熟成による革やスパイス香が魅力的。

4. シラー(Syrah/Shiraz)
フランス・ローヌ地方原産で、豪州ではシラーズとして知られる。
ブラックペッパーやスパイス、ブラックベリー、スモーキーな香りが特徴。
濃厚な果実味とタンニンで長期熟成にも適す。

5. グルナッシュ(Grenache)
南仏ローヌ、スペインなど温暖な地中海沿岸地域で盛んに栽培。
高アルコールでフルーティな味わい、ラズベリーやスパイスの香り。
ブレンドでボディを与える重要な品種。

6. ピノ・ノワール(Pinot Noir)
ブルゴーニュ(仏)の代表品種で世界的に評価が高い。
デリケートな果実味、赤い果実(チェリーやラズベリー)、キノコや土のニュアンス。
繊細でエレガントなスタイルを生む品種。

7. サンジョヴェーゼ(Sangiovese)
イタリア・トスカーナ地方の代表的品種。キャンティ、ブルネロに用いられる。
酸味が明確でチェリーやスミレ、ハーブの香り。
熟成により複雑で洗練された味わいに変化。

8. ジンファンデル(Zinfandel)
カリフォルニアを代表するブドウで、元はクロアチア原産(プリミティーヴォ)。
濃厚で力強く、熟したブラックベリーやレーズン、スパイスの香りが特徴。
甘口のホワイト・ジンファンデルにも用いられる。

9. マルベック(Malbec)
アルゼンチンで世界的に知名度を高めた品種、もともとは仏ボルドー周辺。
深い紫色、プラムやブラックベリー、チョコレートのような甘い香りが魅力。
力強くジューシーな果実味を特徴とする。

10. ネッビオーロ(Nebbiolo)
イタリアのピエモンテ州を代表する品種、バローロやバルバレスコを生む。
タンニンと酸が強く、チェリー、バラ、タールの複雑な香りを持つ。
長期熟成が必須で、熟成後に優雅な味わいとなる。

A 気候条件別の分類(Climate-based Classification)

冷涼気候向け品種(Cool Climate Varieties)
ピノ・ノワール(Pinot Noir)
ガメイ(Gamay)
ピノ・ムニエ(Pinot Meunier)

温暖~暑い地域向け品種(Warm/Hot Climate Varieties)
グルナッシュ(Grenache)
テンプラニーリョ(Tempranillo)
ジンファンデル(Zinfandel / Primitivo)
モナストレル(Mourvèdre)
サンジョヴェーゼ(Sangiovese)

B 果実味・タンニン・ボディによる分類(味わいによる分類)
ワインのスタイルや味わいをベースにした分類。

重厚で濃厚なフルボディタイプ
カベルネ・ソーヴィニヨン
シラー(シラーズ)
マルベック
ジンファンデル

バランスの取れたミディアムボディタイプ
メルロー
サンジョヴェーゼ
テンプラニーリョ

軽く繊細なライト~ミディアムボディタイプ
ピノ・ノワール
ガメイ(Gamay)
ガルナッチャ(スペイン語でグルナッシュの軽めタイプ)

Cブレンド用途での分類(Blending Varieties)
他の品種と組み合わせることに特化した葡萄品種。
メルロー(カベルネ系品種とのブレンドが一般的)
カリニャン(Carignan)(南仏やスペインでのブレンドに頻繁に使われる)
プティ・ヴェルド(Petit Verdot)(ボルドースタイルのブレンド用)

D 色素とタンニン量に基づく分類
品種ごとの色素の濃さやタンニン量を基準にした分類。

高色素・高タンニン系
タナ(Tannat)(ウルグアイなどで栽培)
ネッビオーロ
カベルネ・ソーヴィニヨン

中程度のタンニンと色素
メルロー
テンプラニーリョ
サンジョヴェーゼ

低タンニンで色素が薄いタイプ
ピノ・ノワール
ガメイ

一般的に

温暖な地域 濃い フルボディ タンニン多くギシギシ

冷涼な地域 淡い ビロード繊細 苦味より酸味が目立つ

の法則が成り立ちますね。


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