昨日の休診日は友人と富士山の麓でゴルフ。



そして本日は4時半起き。抗加齢医学会のため朝一の便で伊丹へ。眠い。

藤本幸弘オフィシャルブログ
昨日の休診日は友人と富士山の麓でゴルフ。



そして本日は4時半起き。抗加齢医学会のため朝一の便で伊丹へ。眠い。

ちょうど一年前に万博の上をヘリで飛んだ時の写真が出てきました。
まだまだ完成に程遠い感じですね。

1年前のブログはこちらから
https://takahirofujimoto.com/blog/blog/diary/sports-cars/post_75097/
明後日から大阪で開催される抗加齢医学会。

学会中日の14日、NMNのランチョンセミナーの講演スライドようやく作り終えました。142枚。大作です。
NADの代謝に関わる情報をきちんと調べ直すために、随分前に買った本を引っ張り出してきました。当時税抜10000円。
古いかなと思ったけど、結構役立ちました。
715ページのこの厚さに、ソムリエ試験を受けた時の教本を思い出しました。笑。
尾身さんのすり変え、変わり身発言には心底驚きました。

エビデンスも確認していないし、善意の加害者になる可能性があるのに、なぜここまで強く推すんだろうと思ってましたが。
まだ「記憶にございません。」のがましだ。
第41回日本DDS学会に寄せて──
“進撃のDDS”が開く未来の扉

今年もまた、初夏の学会シーズンがやってきました。週末は大阪での抗加齢医学会ですが、週明け。2025年6月17日・18日、千葉・幕張メッセで開催される第41回日本DDS学会は、例年以上に熱いテーマを掲げています。
DDS(ドラッグデリバリーシステム)を端的に言うと──
「薬を、必要な場所に、必要な量だけ、タイミングよく届ける技術」です。
もう少し噛み砕くなら、
• ただ薬を飲む・注射するだけではなく、
• 病巣だけに効かせたり、副作用を減らしたり、
• 体の“どこに”“どのくらい”“いつ”届くかを設計・制御する方法
それがDDSの本質です。
現代のDDSは、ナノ粒子、マイクロカプセル、脂質ナノ粒子(LNP)、抗体結合、温度やpHで薬が放出される機構など、非常に多彩ですが、僕はフラクショナルレーザーを利用した経皮のドラッグデリバリーを研究して薬学博士号をもらいました。
今回の学会の標語は
「進撃のDDS:新しいフロンティアを切り拓け」
少し驚きました。
いつもは「制御放出の最適化」とか「高分子薬剤の進展」といった堅実なタイトルが並ぶ中で、今回はあえて“進撃”という言葉が選ばれました。おそらくそれだけ、今のDDS分野が勢いを増している証拠なのでしょう。
魔法の弾丸、次なる一手
今回の学会では、抗体医薬の進化が大きな話題です。
• 抗体薬物複合体(ADC)
• 二重特異性抗体
• 光免疫療法
• 放射免疫療法
これらの技術が、がんや難治性疾患に対して「ここぞ」という場所に薬を届けたり、免疫細胞を呼び寄せたりする。
昔、ポール・エールリッヒが語った“魔法の弾丸”は、いまや本当に臨床の現場に届こうとしています。
さらに再生医療や核酸医薬(mRNA、siRNAなど)といった新しい分野も、DDS技術との出会いでいっそう力を増しています。
最近ではサメ抗体やPROTAC、AIによる薬剤設計といったキーワードも登場し、「届ける技術」が「創る技術」とつながってきている印象です。
「異分野融合」が、未来を拓くカギ
DDS学会の魅力は、何といっても“医・薬・工”の境界がないことです。ポリマーの専門家の隣に、動物モデルの研究者が座り、その先に臨床医がいる。立場も分野も違うけれど、みんな「どうやったら薬がちゃんと効くか」を真剣に考えている。この空気感が、私はとても好きです。
学会では、質量分析や分子イメージングといった評価系の進歩も紹介されますし、ヒト化マウスや動物代替法など、より倫理的かつ精密な検証法の登場も印象的です。
最後に:未来の治療を“運ぶ”人たちへ
私たちが今の医療に期待しているのは、単に「効く薬」だけではなく、
「必要な場所に、必要なだけ、やさしく届ける」ことなのではないでしょうか。
それを支えているのが、DDS研究の人たちです。
薬を包み、届け、放出させる──そのすべての過程に工夫と知恵が詰まっている。
幕張で交わされる対話や、ポスター前での議論のひとつひとつが、
患者さんに届く未来の治療法を、今まさにかたちづくっているのです。
第41回日本DDS学会、“進撃のDDS”がどんな景色を見せてくれるのか──
その一歩を、僕も楽しみにしています。