2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は
「日本の研究環境は、奇抜なアイディアをまず否定するところから始まる。これがブレイクスルーを遅らせている」
と言いましたが、ジャングリア沖縄も同じ事が起こってる。
世界から呼び込めるテーマパークを創造したのがまさに画期的。

藤本幸弘オフィシャルブログ
2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は
「日本の研究環境は、奇抜なアイディアをまず否定するところから始まる。これがブレイクスルーを遅らせている」
と言いましたが、ジャングリア沖縄も同じ事が起こってる。
世界から呼び込めるテーマパークを創造したのがまさに画期的。

【新国際学会周遊記──「医者になりたい人がいなくなる」時代のリアル】
──2025年、日本。
かつて「子どもがなりたい職業ランキング」の常連だった“医師”という職業が、いま静かに、その座から滑り落ちつつある。
東京大学の2024年度入試。理科三類の志願倍率は、戦後最低を記録したという報道が記憶に新しい(読売新聞 2024年3月15日付)。また、2025年には私立医大のいくつかで定員割れが懸念されるという、かつては想像すらできなかった現象が現実になりつつある。
いったい、何が起きているのだろうか。

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◆ 「安定」神話の崩壊
かつて医師は「安定」「高収入」「社会的地位」の三拍子が揃った、憧れの職業だった。
しかし──
• 勤務医の長時間労働と医療訴訟リスク
• 専門医制度改革によるキャリアの不透明さ
• 医師偏在対策と称した地方勤務の強制
• 医療AIの台頭による「代替可能性」への不安
こうした要素が積み重なり、「医師=報われる職業」という認識は、次第に揺らぎ始めた。
なかでも特筆すべきは、“医師であることの自由”の減少である。
「働く場所も、診療科も、自由に選べた時代」は過ぎ去り、国策に基づく分配や、臨床研修医数のコントロールが進み、“医師であるにも関わらず、自らの人生を設計できない”という不満が、静かに若者たちを遠ざけている。
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◆ 「医学部進学=自己犠牲」?
週刊ダイヤモンド(2024年9月号)の特集では、医学部志望者の家庭が抱える経済的・精神的負担が深掘りされていた。
とくに私立医大の場合、6年間で3,000万円を超える学費がかかることもあり、裕福な家庭であっても「コストパフォーマンス」を問う声が増えているという。さらに、大学卒業後の10年は初期研修→後期研修→専門医資格取得と「自由のない下積み」が続く。
つまり、「費用が高く、時間もかかり、報われにくい」と感じられ始めたのである。
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◆ 医師の未来に、希望はないのか?
──いや、まだ希望はある。
むしろ今だからこそ、「医療の本質」に立ち返る時期なのではないか。
• テクノロジーと融合する“未来型医師”
• 心のケアや予防医療に強い“共感型医師”
• 海外の制度を熟知した“グローバル医師”
• 多拠点・副業時代に対応した“パラレル医師”
AIやデータ分析が診断や治療方針を自動化する時代において、「人間にしかできない医療」はますます重要になる。とくに、“共感”と“直感”、そして“言葉を介した癒し”の力は、AIには真似できない。
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◆ 最後に──なぜ僕は、医師を続けているのか
僕が医師という道を選んだ理由。それは、幼い頃に祖父(ペインクリニックの先駆者)から受けた影響と、光学や電子工学という少年時代の夢を融合できた「レーザー医療」という分野との出会いがあったからだ。
医師は、“人生そのもの”を学び続ける職業だ。
人の命と向き合い、苦悩と向き合い、孤独と向き合いながら、一人ひとりの人生に「寄り添う」職業だ。
報酬だけでは測れない。自由だけでも語れない。
だけど、「人の人生に深く関わる」この仕事の重みと意味を、いまこそ社会全体で再評価すべき時期に来ているのではないだろうか。
新国際学会周遊記──「延命」の果てに問われる、“治すこと”の本質
─『ブラック・ジャック』と『火の鳥』に学ぶ、医療と生命の境界線─
「医療の未来って、どこまでが“正解”なんでしょうか?」
ある時、そう問われて、僕は少し言葉に詰まった。
なぜなら、それは僕自身がずっと問い続けている命題でもあるからだ。
実は、クリニックFの書庫には手塚治虫の漫画全集──全400巻が所蔵されている。
いつか読もうと決めて買ったものの、未だに読み切れていないが、医療者として、そして物語を愛する者として、彼の世界観に何度も立ち返ってきた。

◆ 手塚治虫という“医師”
手塚治虫。
彼は単なる漫画家ではなかった。大阪大学医学部を卒業し、医師免許を持つ医学士である。だが彼は、病院の聴診器ではなく、“物語という聴診器”で人間社会と命に向き合い続けた。
『ブラック・ジャック』や『火の鳥』には、医学的知見のみならず、倫理と哲学が静かに、しかし力強く織り込まれている。
◆ 「全部治せる時代」が来る──だが、それは福音か?
手塚は、未来の医療の到達点をこう語っていた。
「癌が治るようになる。人工心臓、臓器移植…なんでも治せてしまうようになる」
言ってみれば手塚が医師として生きていた時代は、解剖学、自律神経、生理学などの学問が進み、麻酔器、高度な手術室、CTスキャンやMRIといった医療機器がどんどん完成した。
ある意味、全ての医師が万能感に満ちた幸せな時代だったと言えるかもしれない。
だが、ひとつだけ治せないものがある。──「脳」だ。
人格、記憶、感情。その不可逆性こそが、人間の“生”を規定する。
そして、彼は問いかける。
「助ければ人が増え、人類は不幸になる。
だが、助けなければ医者としての使命に反する。
いったい、どこまで助けるべきなのか?」
それは、まさに現代の私たちが直面する課題──
終末期医療、高齢社会、そして延命治療をめぐる倫理の最前線である。
◆ 「いのち」は“長さ”ではない
手塚がブラック・ジャックを通して描いた世界の果てには、『火の鳥』というもうひとつの宇宙が広がっている。
永遠の命を求め、火の鳥の血を渇望する人々。
だが、火の鳥は静かにこう語る。
「あなたはこれだけ生きれば十分でしょう?
一夏しか生きられないカゲロウでさえ、精一杯生きているのです」
そこには仏教の「無常観」が脈打っている。
そして、現代医学が重視するQOL(Quality of Life:生活の質)という概念とも響き合う。
◆ 医師とは“生かす者”ではなく、“生を支える者”
医療が進歩し、「死」が遠ざかっていくとき、
私たちはいよいよ「命とは何か」を再定義しなければならない。
それは、単に寿命を延ばすことではない。
限られた命を、いかに豊かに、意味あるものとして支えるかという問いである。
たとえば、もしも150歳まで生きることができたとして、
そのすべての時間が充実し、納得に満ちていたのなら──
それは「永遠の命」と何ら変わらないのかもしれない。
そう、手塚は静かに、だが深く、そう語っていた。
◆ 結語:治す医療から、見守る医療へ
僕自身、最先端のレーザー医療の現場に立ち続けてきた。
同時に、仏教の思想や生命倫理にも関心を寄せてきた。
その両方の視点をもって手塚治虫の作品に触れるとき、
彼が“未来の医療”に託した警鐘と願いが、深く心に染み入る。
万能に見える「治す医療」が進化を続ける今こそ、
「見守る医療」の意味と重さを、私たちは見つめ直す必要がある。
限られた命を、どう輝かせるか──
それこそが、医療者として、そして人間としての“物語の本質”なのではないだろうか。
【新国際学会周遊記──“開国ニッポン”の盲点:善意の制度が国を壊すとき】
米国との交渉がマスコミの主題ですが、日米地位協定を超えた成果は国の仕組みを変えないと無理かもしれない。
一方で、知らぬ間に数十年単位で行われてきた静かな侵略。
これはまだまだ法整備によって防ぐ事が出来るのでは無いでしょうか?
かつて国を閉じることに長けていたこの国は、今や「開きっぱなし」の国家となった。スパイ防止法が無い先進国は日本ぐらいでしょう。しかもその扉は、外からではなく、内側から壊れている──。
グローバル化、共生、多文化社会──
この30年、日本は「国際化」という名のもとに制度を開放してきました。けれど今、私たちはその“副作用”と向き合わされようとしています。

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◉外国人優遇と制度の悪用:現場で何が起きているのか?
現実には、以下のような事例が日本全国で報告されています。
•日本に住民税を一度も払っていない中国人が、東京で起業し無担保で1500万円の創業融資を受ける。
•健康保険料を数カ月だけ支払った外国人が、高額ながん治療や透析を受けて帰国する。
•来日から3日で生活保護の支給が決定されたケース。
•外国人留学生のほうが、日本人より奨学金が手厚く支給される制度設計。
•ホテルの住所で免許を取得した中国人が、保険未加入の車で重大事故を起こす。
•北海道や九州で水源地・自衛隊基地近くの土地を外国資本が買収。
•クルド人が仮放免のまま定住し、地域との摩擦が激化(埼玉・蕨市)。
•京都や富士山では、観光公害(オーバーツーリズム)で住民の暮らしが崩壊。
これらは決して都市伝説ではなく、実際に報道・行政調査・国会質問で明らかにされてきた「現実」です。
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◉制度の“深層崩壊”は、さらに静かに進行している
見えやすい表層だけではありません。
今、日本の制度は“中から静かに壊れている”のです。
たとえば──
•技能実習制度の名を借りた、実質的な外国人労働搾取
•外国人による代理出産での出生国籍取得の悪用リスク
•医療や保育現場で急増する通訳対応コストの自治体負担
•無戸籍・無国籍の子どもたちの増加
•架空会社設立→口座取得→犯罪利用のスキーム化
•偽装結婚や偽装介護就労で在留資格を延命する構造
•外国人高齢者の「無年金→生活保護化」という財政爆弾
•仮放免外国人の大量失踪と“地下労働市場”の拡大
これらは一つひとつは小さな制度の歪みかもしれません。
けれど、それが重なった先にあるものは、「制度疲労による国家の自己崩壊」です。
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◉理念では国家は守れない
「共生」「寛容」「国際人道」──
どれも否定しがたい美徳ですが、それは制度による統制と秩序の上にしか成立しません。
現行制度は、「日本語も話せない人が制度の盲点を突いて優遇される」一方で、
「日本人であるがゆえに制度の谷間に取り残される」現象すら生んでいます。
善意の制度が、無関心と放置によって“悪意の武器”へと転じる。
これこそが、いま日本が直面している国家的課題の本質です。
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◉結語──国家が壊れるのは、内側からである
「国を開く」とは、自由と引き換えに秩序と境界を守る覚悟が求められる行為です。
私たちは、どこまでを許容し、どこからを守るべきか?
誰のための制度か?
誰のための国か?
国家は、誰も“止めなかったこと”によって壊れる。
そしてそれを止めるのは、制度ではなく、“意志”なのです。