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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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ファイナル・アンサー

以下、昨日の問題の解答を書きます。

① 社長はすでに尊敬語で、さまは必要ない。 お見えになられるは、いらっしゃるの誤用。

② おられますか。ではなくいらっしゃいますか?

③ とんでもございません。は誤用。「とんでもない」ひとつの言葉なので、とんでもないことで御座います。というのが正解

④ 持参は謙譲語。お持ちくださいが正解。

⑤ 役不足というのは、役が物足りないと言うこと。力不足で御座いますがが正解。一生懸命は、本来は一処懸命。

⑥ ご苦労様は、目下の人に対する言葉。お疲れ様でしたが正解。

⑦ ご一緒させていただきます。が正解。

⑧ ご利用になれます。が正解。

どうですか?「とんでもございません」という誤用はかなり頻繁に聞きますよね。上品な女性に、「とんでもないことで御座います」なんてさらっと言われてしまうと、育ちのよさを感じて、ドキッとすることがあります。


リライアント(フラクセル開発)社訪問

サンフランシスコで行われたAmerican Academy of Dermatorogist アメリカ皮膚科学(AAD)に参加してきました。

会期中にフラクセルを使用するDrたちを本社に招待する企画がありましたので、いってきました。

大きな観光バスが二台、SFOのホテル日航に横付けされ、数の多さに驚きました。

そこからシリコンバレーまで約一時間のバスの旅で、リライアント本社に着きました。

リライアント社は引っ越したばかりで、ここはなんと元あのブラウザーのネットスケープ社だったそうです。

本社玄関前で記念撮影です。

招待セッションは約4時間かけて行われました。

リライアント社長の挨拶の後、二人の米国医師による公演とテクニックの披露。

その後は世界中のフラクセル使用医師との懇親会です。

ワインと軽食による懇親会は、本社の中で行われましたが、このように活況です。

昨年に僕がシンガポールやタイ招待講演に行ったときに知り合ったの先生たちにも会場で再会し、世界は狭くなったんだなと体感しました。

思ったよりアジアの先生が多かったです。

日本人医師の参加は僕も含めて二人だけでした。

日本ももっと、がんばらないと。

リライアント本社の展示場です。

三台のフラクセルがデモ用に並んでいます。


美しい敬語を使いましょう

最近この手の本が増えてきましたよね。

次の表現はどこが誤用でしょうか?

皆さん分かりますか?

まじめにやると結構難しいですよ。明後日解答を出します。

 

① 院長、○○薬品の田中社長さまがお見えになられました。

② 恐れ入ります。看護師の西村様、おられますか

③ 他人から褒められたり、お礼を言われたとき

A「御親切にしていただいてありがとうございました」

B「とんでもございません」

④ セミナーなどで 当日は筆記用具をご持参ください

⑤ 昇進を言われたとき

わたくしでは役不足ではございますが、一生懸命・・・

⑥ 上司が帰宅しようとするとき

院長、ご苦労様でした

⑦ 目上の人に誘われたとき

ありがとうございます。是非、ご一緒しましょう

⑧ 当院では、クレジットカードが御利用できます。

尊敬語、謙譲語、丁寧語という3つの敬語が日本に存在します。使い分けが難しいですよね。言葉は変化するもので、時代とともに用法が変化するのも当然です。

かの夏目漱石は、最近の言葉の乱れが気にかかるというコラムを明治時代に書いています。僕の知り合いのあるスペイン人も、神と語るためにあるスペイン語だが、本来24種類ある文法の活用を判別して使用している人が最近は減ったと嘆いていました。

今日も”お釣りの方お預かりします。”とか言われてちょっと反応してしまいましたが、若い人の言葉遣いが気になりだしたのは、自分が歳をとった証拠なのですかね??


ベートーヴェンの「第九」

久しぶりにCDで第九を聴きました。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調(作品番号125)は、ベートーヴェン9番目、そして最後のの交響曲であり、1824年に完成した作品です。この曲の第4楽章には4人の独唱と混声合唱が導入されたために「合唱付き」と呼ばれています。特に第4楽章の旋律は「歓喜の歌(喜びの歌)」と呼ばれており、フリードリヒ・フォン・シラーの詩に曲をつけたものです。第九といえば指揮 がフルトヴェングラー(ウィルヘルム) で バイロイト祝祭劇場管弦楽団 の演奏(写真のCD)がすばらしいと思います。

「第九」はといえば、鳴門市の板東俘虜収容所で演奏された捕虜達による演奏会が、本邦初演の「第九」シンフォニーというのが定説となっています。鳴門市では現在でも初めて第九が演奏された6月1日を第九の日と定め、6月の第一日曜日に演奏会を開催しているそうです。

そして、「第九」は、日本国内では年末恒例の演奏があまりにも有名です。実は年末の演奏の「第九」の起こりは、昭和18年の東京音楽学校(東京芸術大学音楽部)の奏楽堂で行われた出陣学徒壮行の音楽会といわれています。太平洋戦争の状況が悪化する中、成人年齢に達した学生へも徴兵令が下りました。彼らが入営期限を間近に控えた12月の初旬、繰り上げ卒業式の音楽会で「第九」の4楽章を演奏したのです。
やがて太平洋戦争も終わり、出征した者のうち多くが戦死し、生きて帰ってきた者達で奏楽堂の別れに際に演奏した「第九」を再び演奏したいという希望が出てきました。畢竟、「年の暮れの第九」は戦場に散った若き音楽学徒への鎮魂歌(レクイエム)だったのですね。

戦争の犠牲者といえば、学徒特攻隊員の遺稿集である「聞けわだつみの声」を思い出します。読まれたことのある方もいらっしゃるとおもいますが、親や兄弟と別れて死を覚悟してお国のために散っていった多くの命の声。こういった犠牲のもとに今の日本があることを再認識させてくれます。ちょっと暗くなってしまいましたね。

「第九」は近年では、単に演奏を聴くだけではなく、実際に合唱を行なう方に回る、参加型のコンサートも増えつつありますね。あの曲歌ってみるとかなり気持ちよいのです。でも、日本での圧倒的な人気の一方で、ヨーロッパにおいては、オーケストラに加え独唱者と合唱団を必要とするこの曲の演奏回数は決して多くないのです。文化の違いが感じられて、これは面白いですね。

ところで、第九のメロディーは鬼才スタンリーキューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」でも使用されています。1971年の映画としては信じられないぐらい画期的な、前衛的は映画です。主人公はアレックスという15歳の不良少年です。彼はシングインザレインのメロディーをBGMに、楽しみながらレイプばかりか、殺人までも日常的に犯している、ある意味、救いようのない不良少年グループのリーダーです。彼にはませたところもあって、活動の後に、独りになったときに、ルートヴィッヒ(=フォン=ベート-ヴェン)の第九に聴きほれるのです。

このアレックスが、ある殺人を犯したときに、仲間の裏切りによって投獄されますが、彼を更生するためにマッドサイエンティストを中心にしたグループにより「ルドヴィコ治療」なるものが行われます。その治療は、アレックスを椅子に縛りつけ、まぶたにクリップをつけて目をつぶることができない状態にし、けんかや暴力や殺しの映画を見せ続けるのです。このときの更生映画のBGMにアレックスの崇拝している第九が使われました。彼は「(大好きな)この曲だけはやめてくれ!」と叫びますが、非情にも 実験は短期間に成功しました。アレックスは、ほんのわずかな暴力や大好きな第九にも吐き気を覚えるほどの嫌悪感を強制的に植え付けたのです。ところが、晴れて自由の身なって、暴力を嫌悪するようになり、更生施設を出たアレックスを待ち構えていたのは、過去に傷をつけた人たちからの執拗なる復讐です。

詳しくは映画を見ていただきたいですが、第九を聴くと、あの不思議な、目に焼きついた映像を思い出してしまいますね。


幼稚園の同級生からアドバイス

僕の幼稚園と小学校の同級生で、再度、東大の研修医で一緒になった友達がいます。ちなみに彼は、”小早川伸木の恋”のときも、一緒にインタビューを受けたりしました。なんだか昔から彼とは深い縁を感じるのですが、その医師が僕のブログを読んで耳鼻科医としての意見をくれました。確かに尤もな意見なので、そのままご紹介します。

”耳鼻科医としての意見を少々。うちは結構プロの歌手がくるのですが、もう明日本番というときは、ステロイド点滴、プラス ステロイド 吸入をやっています。家ではぜんそく用の、フルタイドエアーなんかわたして、本番前にいっぱいやれといっています。”

日本を代表する声楽家や歌手、声優の皆さん。朗報です。

また、僕のブログの2006年02月17日の記事で、事故にあった子供を救う方法 についてですが、

”小児の異物で、掃除機を使うのは正解ですが、最初にスウィッチを入れておくと、舌にくっついてしまうので、なるべく奥に入れてから、スウィッチを入れましょうと講習会では言っています。”

なるほど、確かにその通りですね。過去のブログにも付け加えさせていただきました。

ちなみにこの友人、明日(というか今日ですが)僕のクリニックを訪問してくれる予定になっています。ひさしぶりに会うので楽しみです。


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