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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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2013年8月現在、世界で発売されている痩身医療機器についての総論 クルスカ ライポソニックス ウルトラシェイプ トゥルースカルプ エクシリス アクセントウルトラV ヴェラシェイプⅡ

昨日浜松町のセミナーで、現在手に入れることができる痩身機器の総論的な話をしましたので、その情報をお伝えしますね。

痩身のための機器は、数多くの機種が発売されています。

これらは、白色脂肪細胞に蓄積された脂肪滴(中性脂肪 トリグリセリド)を、体外に放出させるために用いる機種。

中性脂肪はそのままですと水に親和性がありませんので、こちらを体内で運搬し、消費及び代謝するためには他の化学反応必要なのですが、こちらについては別の機会に述べますね。

まず、筆頭となるのはなんといっても

1)ゼルティック社のクールスカルプティング(通称クルスカ)です。

この機種は脂肪細胞を一時的に氷結させることで、脂肪細胞だけを緩やかなプログラム壊死に導く方法。

僕も5年以上前よりこの会社の開発と関わりがありますが、確実に結果を出すとうい数少ない機種の一つです。

この機種の弱点は、アプリケーターの大きさが大きく、適応となる部位が少ないこと。

もっとも適応が高いのは、30代後半以降の男性だと思っています。

下腹や、脇腹の脂肪を取ることはできますが、特に体を冷やしますので痩せた女性には適応が難しいかもしれません。

次にあげられるのは、

2)ソルタメディカル社のライポソニックス。

こちらはHIFU(high Intensity Focused Ultrasound)という焦点型超音波を皮下1.3cmに集中させ、急速に温度を上昇させることで脂肪細胞を破壊するものです。

非常に効果が高い反面、破壊力も大きいので、痛みが強いというのが弱点。皮下脂肪が一定以上の厚みがある方には適応になりますが、内出血のリスクも高いため、使用にコツが必要です。

そして

3)シネロンメディカル社が販売しているウルトラシェイプ

現行機はウルトラシェイプV3 すなわち3世代目です。

こちらもHIFU(high Intensity Focused Ultrasound)を利用したものですが、ライポソニックスよりも弱いものを、超音波をパルス状に打ち込むことが特徴です。

日本ではほとんど臨床利用をされておらず、今後の研究発表が待たれますね。

ウルトラシェイプとライポソニックスは、それぞれ開発していた会社を技術者ごと、全米第一位のシネロン社、全米第二位のソルタメディカル社という二つの大手レーザー企業がM&Aすることによって商品ラインナップに取り込まれたのです。

4)こちらは米国キュテラ社のトゥルースカルプ(truSculpt)です。

キュテラにはスコット博士という優秀な技術者がいますのでこちらは自社開発でしたが、計画発表から発売までには数年の時間がかかりました。ラジオ波(高周波)によるサーマルシェイビングというコンセプトの下作られました。

機器はRFが主体ですので、皮下の加熱と、痛みによるノルアドレナリンの血中濃度の上昇が主要な機序であると考えられています。

5)こちらはBTL社のエクシリス。

本社はチェコの会社で、超音波とRFを同じ周波数で、さらに同軸で照射するという技術を持っています。

ちょうど昨年チェコで開催されたヨーロッパ皮膚科学会EADVの際に、こちらの企業を見学することができました。

今年になって、焦点式非接触型RFで、ヴァンキッシュというモデルも発売されましたので、こちらの結果も気になるところです。

6)こちらはアルマレーザー社のアクセントウルトラです。

40.68MHzのradiativeRFと超音波(剪断波)エネルギーを主体とした機器で、社長のZiv Karni(工学博士・右端)の開発能力は高く、先日もアクセントウルトラVをデビューさせたばかりでした。

しかしながら、まさに今年、この会社自体が中国の企業にM&Aされてしまった事実があり、今後の開発が同じように行われるかはわかりません。

7)そして最後は、シネロン社が長年自社開発してきたヴェラシェイプです。

現在はヴェラシェイプⅡという機種が販売されています。

これはelosRF 赤外線、バキュームそしてマッサージを利用した複合機。

僕は2004年にこの日本初代機を使用した経験があります。

効果としてはマイルドですが、細胞外にある水分の移動は可能ですので、直後の痩身感覚はあると思います。

こうしてみると、いよいよ医療痩身市場の機器も充実した感がありますよね。

これらの機器は脂肪細胞から中性脂肪を溶解するだけですので、その後の遊離脂肪酸の体内移動、代謝、消費などを考えると想定しなければならないファクターは多いです。

さらに、ここに挙げた7機種の中でも、患者さんの体質に合致したもの選ばなければ効果はありません。

実は僕も本年度中に、こうした世界の最新痩身機器を一堂に集めた、痩身専門クリニックを東京に作る計画をしています。

僕も機器監修として、チームに加わります。

こちらは進捗状況をお知らせするようにしますね。

 


AC BODY 痩身に必要な生体の5段階の反応について 

おはようございます。

今日は8月26日。いよいよ8月も最終週になりました。

僕は31日からもう一度欧州出張を控えていますので、クリニックFの外来は今週金曜日まで。

診療の再開は11日からとなります。

昨日は昼過ぎから浜松町の東京都立産業貿易センターで痩身機器「AC BODY」についての医師対象の招待講演をさせていただきました。

僕がACBODYの開発や特許申請に関わったのは、もう5年近く前になりましたが、ここ数年にデビューした医療機器などとの併用や効果の比較の話を始めに話をさせていただきました。

先週帰国してから、この講演のために、生体痩身メカニズムについて多くの関連英文論文をかなり読みました。

論文を読み解くうちに、新たな疑問が生まれ、「ダイエット」に最終結論は無いのかもしれないと思っていたのですが、ちょうど金曜日の夜に、あることに気づいてからは、自分の頭の中での医学的理論齟齬がなくなり、疑問点が「スッキリ」。

その後は講演直前まで、一心にプレゼンを作りました。

今回の講演では、ACBODYの工学的な内容を触れる時間はほとんどなかったのですが、

○生体でグルコースよりエネルギーを代謝するために必要な経路であるクエン酸回路、電子伝達系と、三大栄養素の関係性。

○その際に発生する活性酸素の害と対処法。

○脂肪細胞から脂肪滴が排出されβ酸化が活動するために必要な条件

について説明した後に、

脂肪細胞に貯蓄された脂肪滴がグリセリンと脂肪酸に分離され、脂肪細胞から排出され、どのようなメカニズムで血中に乗り、その後どの器官で代謝されるか説明し、医学的なエビデンスのある痩身のために必要不可欠な5条件を提示しました。

今までも数多くの痩身方法が提案されてきましたが、人によってこの5つの条件のうち、どの条件が足りなくて痩身に至らないのかが違いますので、万人に共通するダイエット法は存在しないのです。

しかしながら、逆にこの必要5条件をすべて満たすように痩身機器や時には薬を組み合わせてゆくと、より効果的な医学的根拠のある痩身が可能になるのです。

現在こちらをメニュー化すべき、考えていますが、これは面白いことになりそうですよ。


◆2013年8月ヨーロッパ出張⑨ 大英博物館 ロゼッタストーン ハーマジェスティシアター オペラ座の怪人

おはようございます。

今日は8月24日。クリニックFの診療日です。

ようやく少し涼しくなりましたね。

僕も早朝にクリニックに出勤し、明日浜松町で招待講演予定の、痩身機器である「AC BODY」のプレゼンテーションを作っていましたが、詰めがもう一つ。

今晩から明日にかけての最終仕上げになりそうです。

クリニックFでは、朝からたくさんの患者さんをお迎えしています。

僕のブログは、先週滞在したロンドンでのブログです。

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ロンドン滞在は、楽しい場所が多すぎて、いつも困ってしまいます。

打ち合わせ場所が近かったので、今回は大英博物館にも一時間ばかり、行ってきました。

久しぶりに来ましたが、やはりロゼッタストーンの人気は絶大ですね。

こちらは横から見たロゼッタストーンです。

思ったより大きな石なのですよね。

切り出すときに割れないように持ってくるのは大変だったと思います。

ギリシャの神殿の彫刻や、

アッシリアや

エジプトのミイラ

さらにはイースター島のモアイなど、楽しい展示物が沢山あります。

こちらの5階には日本文化の展示物もあり、お気に入りの場所です。

打ち合わせの後、トラファルガー広場に移動。

ナショナルギャラリーでフェルメールを鑑賞。

夜のエンタテイメントは、迷った末、こちら、ハーマジェスティシアターの「オペラ座の怪人」を観ることにしました。

もうロンドンでもNYでも何度観たのか記憶にありませんが、良い夜でした。

そうそう、ハリーポッターシリーズのホグワーツ特急が出発するキングスクロス駅が新しくなったと聞き、こちらも行ってきました。

これがとても近代的な駅に変わってしまっていました。

中に入る時間はなかったのですが、プラットホーム9と3/4は、どうなってしまったのでしょう?

これはすぐ隣にあるセントパンクラス駅。パリ行のユーロスターが発着する駅として有名です。

映画の中では駅の外観に使われています。

美しい建物です。


◆2013年8月ヨーロッパ出張⑧ナショナルギャラリー フェルメール&ミュージック特別展

今回のロンドン滞在中に、ちょっとハッピーな話題がありました。

トラファルガースクエアのナショナルギャラリーに立ち寄ったところ、フェルメール&ミュージック展が開催されていたのです。

37枚しか現存していない、フェルメールの作品には、音楽や楽器に関わる題材が7作品あります。

これを多いとみるか少ないとみるか。

イギリス・ロンドンにあるフェルメール作品は、この内4枚。そして偶然にもこの4枚すべて音楽に関わる絵であり、今回この4枚の絵が今回6月26日~9月8日までの期間限定でナショナルギャラリーの特別展として一堂に会したのです。

ちなみにそのうち二つ、「ヴァージナルの前に立つ女」と「ヴァージナルの前に座る女」は、ナショナルギャラリーに常設されています。

もう一つはロンドン郊外にあるケンウッドハウスにある「ギターを弾く女」

こちらは以前のブログでも観に行ったことを書きましたよね。

最後の一枚は、バッキンガム宮殿のロイヤルコレクション中にある「音楽の稽古」というもの。

こちらはロイヤルコレクションの中でも常設展にはありませんので、なかなか観ることができない絵です。

全く予備情報に無く偶然でしたが、地下鉄の張り紙で見つけました。

フェルメールの絵は画材が高級で、実際絵に対峙すると、写真集と全く違う色彩と印象を持ちます。

本物を観たいと常に思う画家のひとりです。

ナショナルギャラリーを訪れる時間があって良かったです。

これらの画像はWikipediaからお借りしました。


◆2013年8月ヨーロッパ出張⑦ ロンドン自然史博物館 テームズ川クルーズ

おはようございます。

今日は8月23日(金)、クリニックFの開院日です。

昨日はイチローの日米4000本安打に加え、前橋育英高校の甲子園初出場初優勝・・・と野球のニュースが続きましたね。

僕は昨日は工学部研究室に行き、レーザー医療機器のインストールを行いました。

いよいよイタリアの医療機器メーカーとの共同研究が始まりました。

これは結果はもちろんですが、むしろ工学的なデータ取得手段の評価方法の模索に意義があると思っています。

今後、医学的な治療根拠に加えて、工学的なバックデータを取得していくことができるようになれば、より治療効率の良いパラメータを模索することが可能になります。

また、今日は朝一番で、日本の医療機器企業との定例会議もありました。

こちらの企業とももう8年以上様々な医療機器を作り続けています。

名前を出せないものもありますが、皆さんがお使いの機器の中にも僕が開発に関わったものがあるかもしれません。

こうした未来の医学を良くするための研究やディスカッションは、大変な時もありますが、やはりワクワクしますね。

日本発のより良い医療機器を近い将来もっと世界に輸出できるようになれば良いと思います。

さて、僕のブログは先週滞在したイギリスでの話が続きます。

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ロンドンでも機器メーカーとの打ち合わせがあったのですが、待ち時間にロンドンの街を歩きました。

ベーカーストリートからグリーンパークへ地下鉄で移動します。

そのままグリーンパークを歩いて、バッキンガム宮殿に。

夏の季節のみこちらで宮殿の国旗が落ちていれば、女王陛下が留守のためバッキンガム宮殿の見学ができるのですが、今回は残念?ながら在宮でした。

予定を変更してタクシーを拾い、自然史博物館へ。

ニューヨークのものも好きですが、こちらの博物館も見どころが多く好きな場所です。

特筆すべきはNYと違って入館料が無料であること。

大英帝国は太っ腹ですよね(笑)。

アメリカ合衆国でも、ワシントンDCの博物館は無料ですけれどね。

大きなセコイアの木の年輪も観ることができました。

ちなみに自然史博物館の前には、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)があります。

こちらも入館無料。

さらに中庭は無線LANが使用可能で、僕は英国滞在中にはこちらで昼食を食べるのが好きです。

今回もサンドイッチを頬張ります。

打ち合わせまでもう少し時間がありますね。

再び地下鉄に乗って、ウェストミンスター駅へ。

テームズ川をロンドン塔まで船で移動します。

クラシックコンサートで有名なフェスティバルホール。

テームズ川クルーズがとても好きなのは、来るたびにロンドンの新しい施設が見えること。

特に東側の新規開拓地域には建設中のビルも沢山あります。

何度も川に落ちたとされる、ロンドン橋の下も通過します。

そして、僕はこのビューが好きです。

戦艦ベルファスト号とそのバックに見えるロンドンタワーブリッジ。

いつ観ても絵になりますね。

多くのビルが建設中です。

こちらは昔から変わらないロンドン塔。

華麗なるイギリスの歴史の中の、数々の暗い闇がこちらの建物で起こりました。

タワーブリッジを渡ったところで船を降り、市内に戻ります。

ロンドン塔の横を通ると地下鉄の駅があるのですが、僕は二階建てバスを利用。

セントポール大聖堂からテートモダンの間を結ぶ、ミレニアッムブリッジの前でバスを降りました。


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