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鈍感力 と 繊細さん

最近ゴルフについての投稿が多くなってますので、今日はちょっといつもと違う話を。

「鈍感力」という言葉が流行ったのはいつの頃だったか覚えてますか? 渡辺淳一さんがこのタイトルで書かれた本は出版が2007年だったそうですから、あれから15年近く経っているということになります。

時を経て現在は「繊細さん」という言葉でしばしば表される「HSP」Highly Sensitive Person、そして同じ特徴を持つお子さんを指す「HSC」Highly Sensitive Child という言葉をよく耳にするようになりました。

先天的に高い敏感性を持つ「気質」について研究を行っていた、アメリカはサンフランシスコにあるユング研究所で学ばれたエレイン・アーロン(Elaine Aron) 博士によって提唱された概念です。

博士によると現代5人に一人はこのHSPに分類されるとのこと。

この言葉とその気質を表す概念、そして自身、あるいは周囲がこうした気質に対してどう捉え、どう対応していくかに関する書物や記事が流通していくことにより、救われた方やご父兄が非常に多いとも聞いています。

21世紀は心の時代と語られることも多いですが、医療や治療という概念・垣根もきっと変わっていくのでしょうね。コロナ禍と相まって、医療従事者としても非常に興味深いことです。

鈍感力 と 繊細さん

繊細さんこそ、鈍感力が欲しいですよね、と そういうことを書きたいわけでは今回ありません。

 

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僕が今回書いてみたいな、と思ったのは、HSPに自分が当てはまるか否かを測るために項目が非常に興味深く、そこをさらに深く広く掘り下げていくと自分自身の特性へのフォーカス、ひいては適職について考えるきっかけになると思ったからです。

個性そして、強みと弱みがよくわかってきます。

まず、僕自身の中に「鈍感力豊かな鈍感さん」と「繊細さん」どちらもが共存しています。

例えば僕自身たぶんHSPではありません。が、いくつかの項目に当てはまることもあります。

人の気持ちや機嫌には多分とても鈍感で、「察する」ということは苦手ですし、映画や物語で登場人物に感情移入して泣いてしまうということはあまりありません。

しかしながら聴覚や視覚は敏感で、まず、音も光もほとんど無い空間じゃないと、熟睡できない。光の延長にある色彩にも敏感ですし、音のちょっとしたズレにもすぐ気づきます。人混みは苦手で出来たら避けたいですし、大人数の集まりは元々苦手です。

もう少し詳しく掘り下げると、HSPとは? と検索すると沢山の情報がネット上に溢れていますが、この分類を感覚器ごとに分けて自分で表を作ってみるとおもしろいかもしれません。

要は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚と五感ごとに項目を作ってみます。その中で自分の繊細なところ、鈍感なところを書き出してみるのです。

たぶん、これは多くの人に当てはまると想像していますが、どこかの分野で敏感であればあるほど、ものすごく鈍感なところも同じくらいあるはずです。

Aさんには絶対耐えられないひとつの環境をBさんはそこで水を得た魚のように泳いでいる、というようなことですね。

多様性という言葉の元、その凹凸こそが個性であり、後の適職や研究テーマに繋がってくることでもありますし、進路や仕事を考えた時に好きなことを追求するよりも苦手なことを排除して残ったものにこそ最高適切解があることも多いものです。

どうやら自分はHSPらしい、ともし思うことがあったら、あんなところも気になる、こんなところも気になる、と当てはまる項目探しを一通りした後に、そこで終わらせるのではなくもう一歩その先に踏み込んで、ではその分自分の鈍感力はどこにあるのだろう? どこなら人よりも平気でいられるのだろう、と追求すると意外と興味深い、新しい自分を知ることがあるのではないかな、と。

音楽についてのコラムで以前書いたことがありますが、音楽に例えると、人間には誰しもに五感のオーケストラがある、と考えています。

コラム「音楽は名医」
12. 人間として生きる限り、音楽は

https://takahirofujimoto.com/music/column/12/

コロナがあっても、津波があっても、地震があっても。夜は来るし朝も来る。生きていかなければなりません。

一昔前よりも多彩なマトリックスの中で、必ずだれもがピタッとはまる列と行が交わるポイントがあるように思います。

多少時間がかかっても、そのポイントが見つかれば幸せにつながりますよね。


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