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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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adidasのマラソンシューズ

足を骨折して以来、街歩きで履き始めたadidasのマラソンシューズ。

色違いがだんだん増えてきた。紐がついていますが、靴下のように履くもの。

自然と足底のアーチができるのです。

ソールが3Dプリンターでできているので、なかなかの造形ですよね。

僕のサイズは直ぐに売り切れて、今の時代プレミアム値で売られてしまうので、新製品をチェックして定価で見つけたら直ぐ買ってます。

まだマラソンには使ってませんが。笑。


【新国際学会周遊記──医師の言葉に一喜一憂しない】

【新国際学会周遊記──医師の言葉に一喜一憂しない】

昨晩は富山の黒部ダムまでのヘリコプター操縦ののち、高校の同級生達と久しぶりに食事をした。

団塊ジュニアと呼ばれた僕らの世代は、未来に期待に胸をふくらませていた高校時代から、気がつけば40年。
話題の中心は、もはや親の介護や自分自身の健康問題である。
友人とはいえ、医師免許を持った人間の言葉には責任と重みがある。
単純に「大丈夫」と励ませば済むものではなく、かといって過度に不安を煽るのも適切ではない。
だから僕はいつも、外してはいけないクリティカルポイントを指摘する一方で、不安だけに頭を支配されないよう「考える」ことを勧めている。

□不安の正体は「旧脳」の仕業

不安とは、脳の古い部分。すなわち動物脳──大脳基底核の扁桃体が情報を処理できずに起こすパニック反応だ。これらは余力があまりないのですぐに情報がいっぱいになる。だからこそ、動物は不安と本能で危険を回避している。
不安を鎮めるには、より高位にある大脳皮質の「新脳」、すなわち人間脳で理解し、整理し、考えるしかない。
人間は、例えば季節が変わり雨が続くこと、日食が起こること、洪水が起こることなどの不安を、人間に存在する新脳で観察して理解することで、こうした危険を回避してきたと言える。
病気の話をする際に、欧州では、患者は家族を同席させ、言葉をその場で「共有」する。
一方、日本では多くの患者が黙って頷き、表情だけで理解しようとする。
文化の違いはあれど、共通しているのは──医師の言葉が患者の心を大きく揺さぶるという事実だ。

○医師の言葉は薬にも毒にもなる

診察室のひとことが人生を変える。
「大丈夫です」──それだけで表情が緩み、肩の力が抜ける。
「要注意ですね」──それだけで夜も眠れなくなる。
医師の言葉は薬以上の効力を持つが、副作用のように心理を揺さぶることもある。

○医学は未来を保証する予言の学問ではない

有効率70%の薬は、裏返せば30%には効かない。
「異常なし」と検査に出ても、100%の安心は存在しない。
つまり医師の言葉とは「未来を保証する呪文」ではなく、最新の科学的知見を「確率と経験の翻訳」として伝えるものである。

○誤解が生まれる瞬間

例えばある日の外来。
「検診で肺に影を指摘された」男性に、医師はこう告げたとする。
「今すぐ心配する必要はありません。ただし経過を見ましょう」
医学的には「急がず経過観察する方が有利」という意味だった。

だが患者には「見放された」と響いてしまった。
実際、曖昧な表現が誤解を生むことは繰り返し報告されている。

その医師は必ずこう付け加えることにしているという。
「あなたの体には回復する力がある。一緒に見守りましょう」

ドイツの医師は「再発率5%未満」のように数値を示す。
文化は異なれど、言葉の選び方ひとつで患者の心理は大きく左右される。

○情報の非対称性という壁

「医師は“70%成功する”と言うが、患者は“30%失敗するかもしれない”と受け止める」
同じデータを共有しても、解釈は正反対になる。
ここには「情報の非対称性」という構造的な問題がある。
医師は治療のガイドラインを元に「合併症リスクが1.4倍程度」と統計的に説明することが科学的だと考えている一方で、患者は「手術したら死ぬかもしれない」と直感で受け止める。
これは数値的リスクと体験的リスクのギャップである。

○一喜一憂しないための工夫

この非対称性を和らげるには医師側にもすべき工夫がある。

図やチャートで示す:「10人中7人が成功」という具体的イメージを共有する
患者の言葉で言い換える:「リスク1.4倍」を「通常より少し合併症が出やすい」と生活感覚に翻訳する

価値観を確認する:「痛みを取ること」と「合併症を減らすこと」、どちらを優先したいかを聞く
セカンドオピニオンを推奨する:複数の「地図」を持ってもらう

さらに、患者自身にもできる工夫がある。
まずは、自分の病気について、きちんと調べておくこと。
インターネットで瞬時に翻訳もできる時代。生成AIに指示を出せば、最先端の学雑誌でさえ見事にまとめた情報をくれる。
そして、家族や友人と一緒に受診する。自分以外の視点で客観的に聞いてもらった方が良い。
血液検査データなどは、同じ時に右手と左手から取った検体でもデータが異なることがある。数値はあくまで経時的変化を客観的に判断するものであり、その日の絶対値に一喜一憂すべき事ではない。
などなど。

○結びに

医師と患者は、同じ病を前にしても、まったく異なる「地図」を持っている。
だからこそ、医師の言葉や検査結果に一喜一憂する必要はない。
医師の言葉は未来を保証する呪文ではなく、科学的知見を整理した「地図」にすぎない。
患者の役割は、その地図をどう使うかである。
家族とともに、チーム医療とともに、そして自らの生活とともに歩むことで、言葉は「宣告」から「協働の合図」へと変わる。
学会場でも診察室でも、医療は対話であり続ける。
だからこそ──言葉に振り回されず、言葉を生かす姿勢こそが、真に主体的な医療への第一歩なのだ。


ヘリコプター空中散歩

相模湖、川口湖、富士の樹海を飛びます。

いつもは涼しい上高地も30度超えていました。

冬に観た景色とは違います。

https://www.facebook.com/1486146253/videos/pcb.10239625287478686/1398844257845307

個人的に好きなヘリからの景色。美ヶ原です。

https://www.facebook.com/1486146253/videos/pcb.10239625304439110/1484476332751313

https://www.facebook.com/1486146253/videos/pcb.10239625304439110/765765819508481

ヘリは御巣鷹山上空へ。黙祷を捧げました。

本日3時間半の飛行を終えて、都内に差し掛かると、雷雲が突然発生。

空から地に刺さる光の柱を5本も観ました。流石に怖いので低空飛行で素早く着陸。

本日の操縦訓練終えました。


Café SHIZEN

東京ヘリポートを飛び立って45分。

静岡県朝霧のシンガー夫妻のワイナリー カフェShizenへ。

開業1年でようやく訪れることができました。

地元の食材をふんだんに使った美味しいお食事とワイナリー見学。

シンガーさん、花千夜さん。ありがとうございました!


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