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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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不老革命!

吉川 敏一 (著, 編集) の、「不老革命!」 老化の元凶「フリーラジカル」と戦う法 という本を読みました。

最近話題の活性酸素についての話ですが、これ一冊で活性酸素についてほぼ全て理解できますね。とてもお勧めの本です。

「老い」は、体を構成する細胞自体が傷つき、死ぬことで進行します。細胞を殺す犯人である「フリーラジカル(反応性が高く不安定な原子や分子)」が引き起こす酸化反応を食い止めることができれば、理論上は130歳まで生きられるのです。

活性酸素が引き起こしている病気は、ガンに始まり、40代からの生活習慣病、肥満や加齢臭などがあり、これらは抗酸化物質を補うことで予防できるのです。たとえば、タバコを1本吸うと、抗酸化物質のひとつであるビタミンCが血液中から25mgも消えてしまうのです。成人男性に必要な一日のビタミンCの量は、100mgですから、なんとたった四本のタバコによって、それが消えてしまう計算になります。タバコをやめることは必須ですね。

さらに有効な手立てとして、それらの物質を高濃度に含んだ「サプリメント」の摂取がよいとされています。この本には23種類の抗酸化剤が紹介されていますので、参考にしたらよいのではと思いました。

お勧めの医学書(アマゾンドットコムの検索ページです)


ギャラクシーを超えた最新医療機器

オーロラ、ポラリス、ギャラクシー、オーロラSRA、オーロラプロ、シェイパー、コメット
などの機器を開発してきたイスラエルのシネロン社の最新機器がとうとう上陸しました。
実はイスラエルは、アメリカと並ぶ、レーザーの先進国です。
元々軍事目的で開発されてきたという背景があるのです。
シネロン社は、バイポーラRF とほかのエネルギーの組み合わせに代表される、ELOS™テクノロジーの開発に特化している会社なのです。

その最新機種の名前はe-MAX(イーマックス)
eMax は、このELOS™テクノロジーの集大成ともいえるマシンです。

この機種は、正確にはギャラクシーの後継機種にあたり、医療レーザー(Laser=Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation)と高周波のRF(radiofrequency)、光のIPL(Intense Pulsed Light)、赤外線治療のIR(InfraRed)の四つのエネルギーを駆使した科学技術での施術を可能にしたものなのです。

この機械は、フラクセルや、サーマクールが痛みが強いのであきらめていた方にとって、さらに予算的にちょっとキツイと思っていた方にとって、また、月に一度のレーザー機器で肌をメンテナンスにいらして下さっている方にとって最高の選択肢となると思います。

e-max(イーマックス)は、

オーロラの後継機種であるe-light(イーライト)の使用できる

SR(スキンリジュミネーション) 赤みと茶色みといった肌の色を薄くする
SRA(SRアドバンス) SRの茶色のメラニンを取る能力の切れ味をよくした
ST(スキンタイトニング) IR(赤外線)を使用した最新たるみ治療器リファーム
DR(RFを使用した脱毛機)

の四つのヘッドを備えて、患者さんの願いをかなえます。

さらに、ポラリスの後継機種であるe-laser(イーレーザー)
WR(リンクルリダクション) シワに効果があるレーザーです
LV(レッグベイン) 下肢の静脈を治療します

これらのすべての治療を行えるのです。

新しい機器によって患者さんに新しいサービスが出来るのは本当に嬉しいことです。

coming soonです。上陸を請うご期待。


男のカレー

先週テレビ番組「黄金伝説」を観ていたらカレー“伝説”をやっていました。
旨そうなカレーばかりで、僕も昨日の晩からひとり台所でカレーを作り始めました。

僕の台所で、最も古くからある鍋があります。学生時代に買った、「補温鍋」。この鍋、皆さん知っていますか? これが本当に重宝で、何時の引越しの時にも手放せませんでした。

この鍋でカレーを作る場合には、まず水を張り、湯を沸かします。沸騰したら具に必要なたまねぎ、肉、人参、ジャガイモなどをすべて鍋に入れます。隠し味で昆布茶や鰹節に豆乳、そして昨日はオクラとピーマンを入れたのですが、一度沸騰させた後に、鍋を火から下ろし、補温釜のような一回り大きい鍋に入れておくのです。

そして朝まで8時間。鍋ごと保温されるので、朝までとろ火で調理したのと同じ状態になります。朝起きてからもう一度火にかけて、沸騰させた後、また補温鍋にいれておきます。

家に帰ってきて、補温鍋を開けると、こんな風に、全ての肉と野菜がルーの中に溶けた、ものすごくおいしいカレーになるのです。

24時間とろ火で煮込んだカレー。味わったことがありますか? あまりにおいしくて、二杯も食べてしまったので、今は、おなかが張って大変です。

学生のときは料理が好きでしたが、ここ数年はほとんどしていなかったのですが、自分で作るカレーって旨いですよね! 少し残ったので、もう一晩置いたら、明日はインスタントコーヒーの粉を入れるか、チーズを入れて食べようと思います。とてもおいしくなるんですよ。たかがカレーですが、たまには料理もいいですね。


第7回トータルアンチエイジングセミナー NO,2

そして、次にはマーケティングの話しをしました。

何かが満たされない状態を Needs といい
それを満たす特定のものを Wants というわけですが、
マーケティングとは、Wantsを満たす活動なのです。

古きよき時代は、いわば「作れば売れる」時代でしたので、「作ったものを売る」ことに専念すればよかったのですが、

現在は、どの様な産業にも競争激化、売上げ減少、成長鈍化が起こっています。こういった市場の中では、”マーケティング”が必要だというわけです。

この次のスライドでは、フィリップコトラーの著作から、マーケティングの基本的概念の説明をしました。つまり、環境の分析からセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング、マーケティングミックスのいわば定石の説明です。これも普通の医師にはなじみのうすいものなのです。

次の論点は、保険と自費の両立です。

保険診療はいわば、エコノミークラス。美容やアンチエイジング診療と行う自費診療はビジネスクラスの対応が必要なのです。

ビジネスクラスでは、

保険よりも 1ランク上のおもてなしムードで
待合スペースを分けてそちらへ通す
お待たせしない (スタッフがつなぐ)
レーザーや光治療だけでなく、スキンケア・プログラムを施術に加える
(枠いっぱい時間を使う)
先生やスタッフが出来るだけ話をする
携帯にメールを送る
常にビジネスクラスの笑顔で

の対応が必要です。

そして、ビジネスクラスのサービスを提供するためには、Treatment と Hospitalityを学ぶことが必要となります。これは、我々がレストランや、美容院を選ぶときと全く同じだと思います。

最新治療技術を学ぶために

学会、セミナー、教科書
メーカーの臨床担当者
大学等の教育機関
お知り合いの先生

ホスピタリティを学ぶために

教科書
お知り合いのクリニック見学
レストランやホテル
コンサル会社のセミナー

などを使うのがよいと思います。

集客のノウハウについては、WEB戦略とBLOG戦略について話しました。

美容皮膚科の分野では、デザイン性や院内の設備、そのクリニック及び院長の哲学、イメージ・・・というものが重視される。

ネット全盛の時代にあっても、美容皮膚科の場合は雑誌やTVでの露出に人気が左右される場合も依然多い。 雑誌やTVでそのクリニックを知った患者さん、あるいはそのクリニックは知らなくともレーザー機器や有効な施術法を知った患者さんが、そのキーワードを元に検索をかける。

いわば美容皮膚科の場合、WEBがまずありきではなく、口コミやマスメディアによる情報がまず先にあって、そこからWEBに検索をかける方が多いのです。

もう1つ、アカウンティングの話しをしました。

クリニックを経営するためには、外部報告向けの正確な実績を示すための財務会計(賃貸対照表 (B/S) 損益計算書 (P/L))と、将来の経営活動に活かす内部活用向けの管理会計(財務分析 損益分岐点分析 予算管理)があるわけです。

財務会計は、会計士さんや、税理士さんがやってくれますが、実は本当に大切なのは管理会計なのです。

そして、管理会計を把握するのに最も大切なのは、キャッシュフロー計算書です。

フリーキャッシュフロー=営業利益×(1-法人税率) + 減価償却費

と表わすことが出来ますが、フリーキャッシュフローは実物資産の増減に主観性が入る余地がなく、BS、PLと違って利益操作できないのです。

クレジットカードの売掛けや、保険診療の入金が遅れることを考慮する。さらに、減価償却費は、二年目以降の見えない利益であることが、意外と経営の基本であるのに関わらず、忘れられていることなのです。

新しい事業を始めるときに、こうしたフリーキャッシュフローをエクセルで数年分、計算してみればいいのです。紙の上ではいくらでも失敗してよいのですから。

ともあれ、今年のトータルアンチエイジングセミナーは、一味違ったよいものを提供できたのではないでしょうか。


第7回トータルアンチエイジングセミナー NO,1

第7回トータルアンチエイジングセミナーが新宿の京王プラザホテルで行われました。この学会は日本で最も大きなレーザー輸入業者であるJMECの主催で毎年行われるものです。昨年の8月に行われた、第六回トータルアンチエイジングセミナーに引き続き、今年も招待講演を依頼されました。毎年行われるこのセミナーで僕は今年が四回目の招待講演になります。こういったチャンスを与えて頂いていることは、大変ありがたいことだと思います。

今年は、会場には350名の医者が集まったそうで、毎年の成長に驚くとともに、アンチエイジング医療への関心の深さに驚きます。会場の後から見ると、実は大きなスライドがこんなに小さく見えます。

今年のこのセミナーで面白いと思ったのは、三部構成からなるこの学会の真ん中に、「クリニックマネジメントの実際」という部が新設されたことです。駒澤大学大学院経営学研究科の山田勝教授が座長をされました。

今までこうした学会で、クリニックマネジメントについての講演の場があったことはありませんでした。数日前のブログにも書きましたが、ちょっと前には、医療の分野では、「金儲け」を連想させてしまうために、「経営」という言葉を使うことは考えられませんでした。しかしながら、今の医療機関には、CTやMRI、SPECTに多種多様にわたるレーザー機器といった数千万から数億の高額機器を導入しなければ、最先端の医療技術を患者さんに提供できなくなりました。医療の世界でも、経営の重要性が増してきたといえるのです。

僕はこの部で発表した5人の先生の最後に「戦略的アンチエイジング医療経営」の講演をしたのです。

僕は今まで、4つのクリニックの開設と経営に関わってきました。経営に関わるうちに、経営学をきちんと学ばなくてはと思い、経営大学院に行ったのですが、ここで得た経営学の知識は貴重でした。

医学も科学ですが、経営も科学なのです。

現在、Anti Aging Doctors 株式会社という会社の”医師免許を持った医療経営コンサルタント”業をやっているわけですが、そうした活動の場を与えてもらっているもの、経営学を学んだ実績のおかげです。

そのままを医療の分野に適応するわけにはいきませんが、経営学の知識を持ったことにより、多くの経営分析の道具を持ったことは重要な体験でした。

何よもためになったのは、コーポレートファイナンスの知識です。純資産法やDCF(ディスカウントキャッシュフロー)法などの計算法により、クリニックの現在価値を把握することが出来るのです。経営をする上では、クリニックの現在価値を上げてゆく努力をしていく作業が極めて大切なのです。

ですから、今回の講演では、MBAホルダーとして、経営学という学問が、どんな経営ツールを学ぶのか、限られた時間の中で、説明してみました。経営戦略の部分では、マイケルポーターの3つの基本戦略について述べました。

差別化戦略 (立地、豊富なレーザの種類と知識、ホスピタリティで競争相手よりも優位に立つ)

コスト・リーダーシップ戦略 (業界全体の広い市場をターゲットにどこよりも安いコストで評判をとり、競争に勝つ)

集中戦略 (特定市場に的を絞り、ヒト、モノ、カネなどの資源を集中的に投入して競争優位に立つ)

この基本戦略にそって、経営をしてゆくことは大切ですが、中でもコストリーダーシップ戦略については、”価格破壊”をしてはいけないと主張したつもりです。価格破壊をスローガンにした流通業界がどのような結末をおくったかは記憶に新しいですが、今私達はアンチエイジングというブルーオーションの新たな市場を作り上げているところなのです。この分野できちんとしたレベルの医療が提供できるまで、価格破壊をしてはいけないと思います。確かな市場が作られる前に、市場が崩壊してしまうこととなり、最終的に消費者である患者さんに、新しいサービスが提供できなくなります。


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