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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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■英国〜イタリア出張2011秋⑯ パレルモ行き飛行機の欠航と卵城

おはようございます。

明日からはまた気温が上がると聞いていますが、今日は雨ですね。

今日12月3日(土)はクリニックFの診療日です。

先週訪れたイタリア出張記ですが、もう少しですので書き上げてしまいますね。

ナポリのサンカルロ劇場でオペラを楽しんだ翌朝。

朝7時半にナポリから出る、シチリア島パレルモ行きの飛行機に乗るため、ホテルを早朝に出ます。

この通り、外はまだ真っ暗です。

タクシーに乗りナポリ空港に着き、チェックインカウンターへ。

すると、

 

「今日のパレルモ行の飛行機は、土曜日なのでキャンセルとなりました。」

と、言うではないですか!

「??? それではどうしたらいいのですか?」

と聞くと、

「午後1時半まで待てばパレルモ便があるのでそれに乗るか、または朝の便で一旦ローマに向かい、ローマからパレルモ便に乗るか、どちらか選んでください。」

と言うのです。

ローマ経由のほうが少し早く着いたので、そちらを選択するといったのですが、さんざん待たされた挙句、ローマ~パレルモ便が満席でローマに着いても乗れないことが判明。

仕方がないのでホテルに戻り、午後の便で飛行機が飛ぶまで待つことに。

そして、この時間を使ってホテルの目の前にある「卵城」の見学に行くことにしました。

卵城(Castel dell’Ovo)は、ナポリはサンタルチア港の小島に作られた要塞。

11世紀にノルマン人がこの要塞を築く時に、工事の基礎に卵を据え、この卵が割れる時にはナポリに危機が訪れると呪文がかけられたのが、伝承されたのだそうです。

ナポリには何度か来ていますが、機会がなかなかなくてこちらの見学をしたことがなかったんですよね。

近くに寄って気づいたのは、かなり巨大な要塞であること。

この石壁を観てください。

内部は街の様な造りになっています。

お城のところどころから海が見える景色は印象的ですが、これは平和の時代だからこその感想なのでしょうね。

屋上には砲台が据えられています。

海を見下ろしましたが、高さが分かりますね。

カモメもたくさん飛んでいました。

朝が早かったので、漁に出ている人もいましたよ。

本来だったらこの方角にヴェスビオ火山が見えるのですが、朝の霞で見えませんでした。

シチリア島の観光の機会を失ってしまったのは残念でしたが、サンタルチアの港を散歩出来たのは良かったです。

再び空港に向かい、午後のパレルモ行きの便に乗りました。

旅の最終地、シチリア島パレルモに向かいます。

 


■英国〜イタリア出張2011秋⑮ ロッシーニのオペラ「セミラーミデ」

再びイタリア出張記です。

さて、いよいよサンカルロ劇場開場の時間です。

皆思い思いに今日の公演の幕開けを待っています。

今まで僕が訪れたほかの劇場に比べて、ドレスアップしている人が多い印象です。

劇場に入っていきます。

中は、独特の文化感に支配されています。

写真ではうまく伝えきれていないかもしれませんが、さすがミラノ・スカラ座とローマ・オペラ座に並ぶ、イタリア三大歌劇場。高揚する気持ちを抑えられない時間が待っていました。

ロッシーニの似顔絵。

赤いコスチュームに身を包んだ受付の女性たちが席を案内してくれます。

そして、いよいよ劇場の中へ。

スカラ座に匹敵する豪華さと独特の雰囲気。

一歩入った瞬間から気に入ってしまいました。

天井画です。

そしてサンカルロ劇場のエンブレム

「セミラーミデ(Semiramide)」は、ロッシーニがヴォルテールの悲劇「セミラミス」をもとに、1823年に作曲したオペラ。

ロッシーニのイタリア時代最後の作品としても知られています。

古代アッシリア王国での出来事。

主な主人公は、

セミラミーデ(バビロンの女王)

アルサーチェ(アッシリアの士官) こちらはコントラルトまたはメゾソプラノ(女性)が役になります。

アッスール(バール神の末裔の王子)

イドレーノ(インドの王子)

オローエ(バール神の大祭司長)

オペラ「セミラーミデ」のストーリーを簡単に話しますね。

古代アッシリア王国で、前王ニーノが毒殺され、王子ニーニャも行方不明になってから15年が経過し、新王決定の儀式が始まろうとしていますが、新王の名前を発表する儀式で、雷が鳴り、群衆は大騒ぎとなります。

群衆が去ったのち、アッシリアの士官であったアルサーチェが登場しますが、実はアルサーチェこそがニーノ王の息子王子ニーニャであり、大祭司長のオローエが、ニーノ王の遺言書をアルサーチェに見せます。

ところが、そこのは王子ニーニャに対して暗殺の実行犯であるアッスール及び王妃セミラミーデを殺すように、と書かれていたのです。

アルサーチェは自分の母親が自分の父親を殺したという残酷な事実に驚愕します。

ニーノ王の宝剣を譲り受けてアッスールへの復讐を誓うアルサーチェ。

この時のアリア「このむごい災いの一瞬に」が素晴らしいのです。

幕が変わり、セミラーミデの部屋。セミラーミデは、アルサーチェの態度がよそよそしいのを気にして、その理由をしつこく聞こうとします。

このため、アルサーチェは、セミラーミデにニーノ王の遺言書を見せることになるのです。

セミラーミデは、アルサーチェこそが自分の息子であることを知り、自分を殺してニーノ王の仇を打てと言います。

しかしアルサーチェにはセミラーミデを殺す気持ちは全くなく、母子の和解でこの幕は閉じます。

最終幕は、ニーノ王の霊廟の中。アルサーチェこそが行方不明の王子ニーニャであることが宣言され、暗闇の中、アルサーチェの素性を知ったアッスールとの決闘になります。

暗闇の中、アルサーチェ夢中で宝剣を振りかざしますが殺した相手を見て愕然とします。

なんと暗闇の中、アルサーチェが殺した相手はアッスールではなく、ニーノ王の棺の横で、アルサーチェの無事を祈っていた、自分の母親であるセミラミーデだったのです。

幸か不幸か、前王を殺したセミラーミデは遺言書通りに息子である新王に殺されることになるのです。

アルサーチェはこの残酷な事実を、兵士に連行されていくアッスールから言い渡されて、自殺を図るのですが、オローエや神官たちに引き止められ、霊廟を出ます。

霊廟の外では、アルサーチェを新王として歓迎する民衆たちの合唱が響き渡るのです。

幕間では、どちらかの企業からシャンパンが振る舞われました。

美味しくいただきましたよ。

セミラーミデはなかなか観る機会がありませんでしたので、とても貴重な体験でした。


FELLOW 2012

おはようございます。

今日12月2日もクリニックFの開院日です。

診療時間よりもだいぶ早くクリニックについて、論文の執筆をしています。

朝は来客もありませんし、電話もかかってこないので、作業にも集中できるのですよね。

さて、出勤してクリニックFの郵便箱をみると、米国レーザー医学会の専門医標識がエアメールで送られてきました。

2011年の更新の際もブログに書きましたが、昨年は年も明けてから、しかも中頃に届いたものが、今回は前年の末に届いた、ということになります。

今回は承認が早かったようですね。

こちらが米国レーザー医学会 Fellow(専門医)の2012年の承認シールです。

毎年増えて、免状に貼りきれなくなりました。

来年のフロリダ州オーランドで開催されるこの学会では、

○様々な波長のレーザーを皮膚に照射することによる皮下に発生する活性酸素の比較演題という基礎工学レーザー系の演題を1つ

○レーザーによる上眼瞼挙上(マドンナリフト)および眼瞼周囲のフラクショナルCO2レーザー照射の臨床演題をもう1つ

合計二つの研究のアブストラクトを出しました。

二つとも演題が通過してくれると嬉しいのですけれどね。

今年は、先月開催された中国全土皮膚科学会で僕自身の70回目の英語による国際学会講演を終えました。

今年も頑張って研究をして、世界の国際学会で発表し、情報を発信していきたいと思います。

 


■英国〜イタリア出張2011秋⑭ ナポリのガッレリアとサンカルロ劇場

おはようございます。今日12月1日(木)はクリニックFは休診日です。

今朝の東京は雨も降り、冷え込みましたね。冬本番が見えてきたような。

僕はいつもより静かなクリニックに篭ってたまった依頼原稿や、工学部論文などの宿題を仕上げようと思っています。

ブログのほうは、もうすこしイギリス~イタリア出張記にお付き合いください。

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アマルフィ~ポジターノまでのドライブから、とんぼ返りでナポリに帰り、その夜。

オペラのチケットをとっています。

サンドイッチの軽食をとって、ホテルからサンタルチア通りを歩き、サンカルロ劇場に向かいます。

サンタルチア通りには、ナポリの地図がありました。

途中のプレビシート広場。

向こうにサンフランチェスコ・ディ・パラオ聖堂があります。

サンカルロ劇場が見えてきましたよ。

本日の公演はロッシーニの「セミラーミデ」です。

このサンカルロ劇場の正面にはウンベルト1世のガッレリアがあります。

左手が劇場。右手がガッレリアです。

このガッレリアはミラノのものを、少し小さくしたような感じ。

ですが、かなり立派な造りです。

ちょうど中央にはクリスマスの飾りがあります。

綺麗ですね。

ふと目を落とし、中央の床にあるモザイクを観てみると、どうも12星座のようです。

こちら魚座。

これはさそり座ですね。

人だかりがあるのでそちらにも行ってみると、何やら音楽のバンドのテレビ撮影している現場にも遭遇しました。

しばし演奏を聴いていたのですが、時間が近づいてきましたので、サンカルロ劇場に向かいます。

ガレリアの正面に見えるのが、サンカルロ劇場です。

 

 


■英国〜イタリア出張2011秋⑬海洋都市アマルフィ

アマルフィは、西暦839年ナポリ公国から独立を宣言してアマルフィ公国となり、公国の首都、貿易の拠点として発展しました。

アマルフィの最盛期は11世紀に達成され、カプリ島も手に入れました。

一時はピサやヴェネツィアやジェノヴァと地中海の覇権を争い、黒海にも商業活動を広げたそうです。

港の駐車場に車を停め、ちょっと歩いてみました。

アマルフィの街の中心にはSaint Andrew’s Cathedral (Duomo) 大聖堂がありました。

ピサのDUOMOの影響を強く受けたのだそうです。

中を見学しましたが、装飾は素晴らしかったですね。

13世紀にできた「天国の回廊(Chiostro del Paradiso)」などもあり、素晴らしい建築でしたよ。

目の前には、リモンチェッロのお土産店。

この地域独特のリキュールベースのレモン酒ですよね。

お土産としてたくさん売られていました。

アマルフィでは海岸線を走り、ポジターノまで移動。

その後は山脈を越えてソレントの街を抜け、ナポリまで高速に乗りました。

ヴェスビオ火山が綺麗に見えましたよ。

今日の夜はお楽しみのオペラ鑑賞です。

 


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