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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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大阪 梅田 ダイニング・ワインバー「カンティネッタ バルベーラ」 

 

先週15日の土曜日の診療後、最後の伊丹行の飛行機に乗って21時に梅田に到着。打ち合わせが一つありました。

場所は

「カンティネッタ バルベーラ」というダイニング・ワインバーです。

 

初めて伺ったお店なのですが、とてもおいしいお店でした。

五種類の前菜

秋刀魚と松茸

栗のニョキ

フォアグラとトリュフの牛フィレソテーのロッシーニ風

そうそう、この料理に出てくる“ロッシーニ”風の、ジョアキーノ・ロッシーニは、「セビリアの理髪師」「チェネレントラ(シンデレラ)」「ウィリアム・テルの序曲」の作曲家としられていますよね。

ロッシーニはのアドリア海に面したイタリアのペーザロで1792年に生まれました。

彼の代表作の一つ、「セビリアの理髪師」は、24歳の時の作品です。

ちなみにこの「セビリアの理髪師」の中で、バリトンが演じる理髪師フィガロ(Figaro)は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のフィガロと同一人物なのです。

DVDを並べて二つを観てみると面白いですよ。

もととなった原作(戯曲)が一緒なのですよね。

ロッシーニは、37歳で「ウリリアム・テル(序曲)」を発表したのちにオペラ界から引退を表明しましたが、60歳を過ぎてパリに著名人をあつめたサロンや高級料理店を展開します。この際に食通としても名前が挙がったのだそうですよ。

それぞれの料理に合わせたグラスワインをいただいたのですが、ワインも好みのものがあって、ちょっとずつ食べられる食事といい、東京のクリニック近くにあったら通ってしまうだろうな、というお店でした(笑)。

気になった料理は雷鳥。次回に訪れる機会があったらぜひ食べてみたいですね。

 


大阪から戻りました

おはようございます。今日10月17日もクリニックFの開院日です。

昨日は大阪のメルパルク大阪で開催された、イタリアはフィレンツェにあるレーザー会社であるDEKA社のハンズオンワークショップで、招待講演の出張でした。

僕はここで、眼瞼拳上レーザー照射術である「マドンナリフト」の照射法について講演とデモを行いました。

宿泊先は新大阪駅の目の前だったのですが、前日の雨が上がり、快晴。

気持ちのいい朝でした。

マドンナリフトの講演と実践は、先月末の博多の日本美容外科学会でも行いましたが、特に表皮の薄いまぶたの施術は、レーザーのパワー設定が難しく、一つ間違うと大きな事故につながります。

その点DEKA社のスマートサイドドットや、スマートサイドスクエアは、論文も数多く発表され、施術に適したパラメータが決まってきました。

ワークショップで実際に施術をしましたが、参加された先生方も、思ったよりも痛みもなく簡単に行える施術なんですねと話されていたのが印象的でしたよ。

 


PVPフラーレンが皮膚バリア能力を上げるという研究発表

実は今月、10月末にタイのバンコクにて開催される学会で、発表を控えています。

「International Federation of the Societies of Cosmetic Chemists(IFSCC)」

翻訳すると、国際化粧品技術者会連盟となるのですが、この会は

世界の化粧品技術者が集う、化粧品科学技術の最も権威ある研究発表会です。

文章を拡大しますね。

今回発表する演題が、ようやく出来上がりました。

まだ発表前なので、画像を荒くしてアップしたいと思います。

演題名は、

“Effect of Inclusion Complexes of Fullerenes with Polyviniylpyrrolidone on the Skin Barrier”

フラーレンには通常指摘される抗酸化能力に加えて、表皮のバリアを改善する能力があることを示したデータ。

皮膚には皮膚表皮バリアーを形成するタンパク質、専門的な言葉で言うと「Cornified Envelope proline(CE)」という物質があるのですが、フラーレンがトランスグルタミナーゼⅠのmRNA発現を増やし、CE構造物を増加させ、皮膚のバリア能力の維持に寄与していることを証明する研究です。

今回はテープストリッピングという方法で、肌の角質を除去しましたが、既にレーザーを使用した追加実験も行っていて、次回の発表の準備をしています。

世の中知りたい事ばかりで、研究の種は尽きないですね(笑)。

 

 


ダニエル・バレンボイムとミラノスカラ座

今日ネットサーフィンをしていたら、なんと指揮者のダニエル・バレンボイムがミラノスカラ座の音楽総監督に就任するとの発表を見つけました。

任期は2011年12月1日から2016年末まで。

ダニエル・バレンボイムはアルゼンチン出身のユダヤ人ピアニスト兼指揮者です。

現在はイスラエル国籍となっているようで、1991年にサーゲオルグ・ショルティからシカゴ交響楽団音楽監督の座を受け継いでからは、指揮者としても卓越した能力を発揮しました。

バレンボイムは二度結婚していますが、最初の結婚相手はイギリスの名チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ。デュ・プレは才能に恵まれながらも、多発性硬化症の発病によって音楽家生命を絶たれました。

デュ・プレの使用したストラディバリウスのチェロは、現在ヨーヨーマが使用していますよね。

バレンボイムがスカラ座の音楽監督になるとは。

オペラファンにとっては本当にビッグニュースです。

スカラ座の音楽監督といえば、古くはアルトゥーロ・トスカニーニが有名ですよね。彼が率いた当時のスカラ座は、世界最高のクラシック音楽の殿堂でした。

プッチーニの代表作である「蝶々夫人」や「トゥーランドット」もスカラ座で初演され、世紀のオペラディーヴァであるマリア・カラスの「椿姫」はスカラ座の歴史上において最大の商業的な成功を収めました。

最近は、クラウディオ・アバドやリッカルド・ムーティが長く音楽監督を務めましたが、2005年にムーティが解任された後は空席が続いていたのです。

バレンボイムは2007年より客演指揮者としてスカラ座に参加していますが、今回の音楽監督就任は、プライドの高いスカラ座の団員や本当に目の肥えたスカラ座の観客に認められたという事を意味します。

僕は、2008年年末にニューヨークでバレンボイムの振ったワーグナーのトリスタンとイゾルデを観て、この人はカルロス・クライバーやバーンスタイン、カラヤンと言った名指揮者が亡くなった今、今世紀を担う指揮者として大成するのではないかとふと思ったのです。

ワーグナーの最高傑作とも言われる「トリスタンとイゾルデ」をメトロポリタン・オペラで指揮棒を振った時のバレンボイムの演奏。

年間何度も演奏会を聴きに行く僕ですが、今でも印象に残っている演奏会の一つでしたよ。

この度、バレンボイムがスカラ座に認められたということは、自分の音楽に対する審美眼の正当性が認められたような気がして、ちょっと嬉しかったですね。

以下、AFP通信の原文をご紹介しますね。

Daniel Barenboim to be La Scala’s musical directo

MILAN — World-famous conductor Daniel Barenboim will take up the post of musical director at Italy’s world renowned La Scala opera house from December until the end of 2016, the Milan theatre said on Thursday. The Israeli-Argentinian musician will open the 2011-2012 season by directing Mozart’s Don Giovanni, staged by Canadian Robert Carsen. Barenboim will spend 15 weeks a year at La Scala, where he is already principle guest conductor. La Scala’s former music director Riccardo Muti stepped down from the post in 2005 after 20 years following a blazing row over artistic differences with management and the position had remained vacant since then. Since Muti’s departure, Barenboim has held the honourary title of “Maestro of La Scala,” producing at least two operas a year.


2012年米国レーザー医学会の演題

こんにちは。

今日は10月12日。クリニックFの診療日です。

朝から医学雑誌に依頼された原稿の執筆や、来年の学会の抄録の作成などの作業に追われていて、まだブログがあげられないでいました。

毎年欠かさず参加している米国レーザー医学会。

来年はフロリダでの開催ですが、今年も演題抄録の締め切りが17日に迫ってきました。

今回僕が発表する演題は、以前よりある大学の薬学部と総合理工学部の研究室と共同実験をさせていただいている、レーザー照射後に皮下に発生するラジカルについての研究です。

このESR(Electron spin resonance)という機器を使用するとレーザー照射により皮下に発生した5種類のラジカルが定量測定できます。

フラクセル3DUALは、1927nmと1550nmのレーザー光を発生できますが、今回この2波長を肌に照射すると、それぞれに特徴のある異なるラジカルが発生することが分かったのです。

異なるレーザー波長により、皮下に発生するラジカル種の違いについて、過去発表された論文はありません。

今回の研究結果は、異なるレーザー波長が誘導する固有のラジカル種への、個別の対策により、レーザー処置時における痛みや副作用をより軽減できる可能性を示唆するもので、非常に興味深いものなのです。

ハーバード大学のウェルマン光医学研究所、ロックスアンダソン教授の指導の下、物理学と工学の発達で進化してきたレーザー機器も、リーマンショック後の不景気で研究開発費が出ず、進化が足踏みしている状態。

今後は皮下の反応を、化学的な分析で判断する時期に来ているのかもしれません。

興味深い発表になりそうですよ。

 


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