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COVID-19 新型コロナウイルス107 欧米と日本の文化的な違い

アメリカの文化人類学者であるルース・ベネディクトの著書「菊と刀」はご存知ですか?

「菊と刀」は、戦時中の調査研究をもとに1946年に出版されたのですが、ベネディクトは実際には日本を訪れたことはなかったのだそうでです。

それでも日本に関する文献の熟読と日系移民との交流を通じて、日本文化の解明を試みた、いわばアメリカ文化人類学史上最初の日本文化論です。

その中で彼女は、欧米は一神教の下、内面の良心を重視する(=罪の文化)であるのに対し、日本は世間体や外聞といった他人の視線を気にする(=恥の文化)であると考察しました。

日本は正義よりも名誉を重んじる武士道の精神がありました。

この気質は、現在の日本人にも残っていると思うんですが、今回の新型コロナウイルスが、その世相を顕しているのではないかと思うようになりました。

この時代、いつ誰が新型コロナ感染者になるかわかりません。

ところが感染した人のコメントを欧米と比較してみると、日本人は、世間体を気にするコメントをする人が多いんですよね。

「伝染っても治るんで良いとは思うんですが、世間体がね。だって社会から抹殺されますよねみたいな。」

これも、文化的な違いですよね。

学会_1

こちらは2016年3月に 米国皮膚科学会AADに訪れた際についてのブログから。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/international/post_11940/

欧米の学会に毎年出る様になって今年で18年目となります。

講演からも数多くの学びがあります。


1年前 ブルゴーニュ地方の州都ディジョンへ

ブルゴーニュ公国といえば、14世紀から15世紀にフランス東部からドイツ西部にかけて一大勢力を築き上げた国です。

世界史的な知識では、1337年 – 1453年の英仏百年戦争にも登場しました。

イングランドとブルゴーニュ公国が、オルレアン包囲戦の際に戦いを優位に終えられるはずが、ジャンヌダルク登場によって撤退を余儀なくされたのです。

約2年後にブルゴーニュ軍がジャンヌダルクを捉え、イングランドに引き渡し、彼女は19歳で火計にかけられます。

ブルゴーニュ公国は1477年にフランスに併合されるまで続いた大国でした。

その時とは様変わりしているとは思いますが、綺麗な街でしたね。

都_5

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/business-overseas/post_24329/


7日間ブックカバーチャレンジ⑤ 「日本人とユダヤ人」

「7日間ブックカバーチャレンジ」5日目!

5th day of the “7 days Book Cover Challenge”

1971年に出版された、イスラエル人のイザヤペンダサン著とされる「日本人とユダヤ人」日本人の文化論を語ったベストセラーで、僕も中学生の時に、父の書棚から見つけて読んだ時には、素晴らしい本だと思い、イスラエル人のリスクヘッジの考えや、国際文化論に興味を持ち、外交官になりたいものだと強く思ったのでした。

日本の文化論としてはベネディクトの「菊と刀」に通じるものがありました。

いわゆる「罪の文化と恥の文化」です。

ところが、1983年に発売されたこの「にせユダヤ人と日本人」という本を直後に読み、本というものは、正しいことを書いていなくても出版されるんだと、子供ながらに驚きを感じた、ある意味自分にとっては革命的な著作でした。

日本人とユダヤ人の著者は、イスラエル人でもなんでもなく、実は山本七平という日本人の創作であり、著作中の彼の論理展開のほぼ全てが、外堀を埋められたのちに、容易に論破されてしまいます。

学者というのは、すごいものだなあと子供ながらに思いましたね。

時代背景を言えば、「日本人とユダヤ人」が、もしも日本人の名前で出版されていたら、右翼の団体に名指しで血祭りにあげられていたでしょうし、この本がここまで売れることは無かったと思います。

しかしながら、この本は、戦後のGHQの教育革命ののち、失墜した日本人のアイデンティティを再確認させてくれた役割をしたとも言えると思います。

全ての人にとって都合の良く、同意を受ける本は、ノンフィクションではありません。

価値観とは多様化し、並立しうるものだというのを子供の時に教えてもらった本だったのですよね。


COVID-19 新型コロナウイルス106 新型コロナウイルスを殲滅することはもはや不可能

緊急事態宣言を押す人の意見は、医療崩壊を防ぎ、一人でも死者を減らそうという発想。

でも新型コロナウイルスを殲滅することはもはや不可能です。

戦争や革命と一緒で、犠牲は払ってでも新型コロナ以外の全ての死者数も考慮して減らすための最適解を考えなければ。

サイゴン_1

こちらは2015年7月に 出張でイギリスに訪れた際についてのブログから。

https://takahirofujimoto.com/blog/blog/business-overseas/post_5965/

現在イギリスは新型コロナウイルス死者数がイタリアを抜いて欧州で最多で世界2位となり

とても心配ですね。

2015年にはロンドンでミュージカル「ミス・サイゴン」を観に行きました。

オペラやミュージカルをはじめとした近代舞台芸術は人間の生み出した最も高度な文化の一つです。

素晴らしい舞台が一日でも早く観られる日が来ることを願います。


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