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BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

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無痛分娩

今日はいよいよ秋篠宮紀子さまの出産日ですね。帝王切開による出産が医師としても気になります。今回のブログは最近日本でも増えた無痛分娩について書いてみましょう。

日本では無痛分娩を行うことがあまり推奨されていない風潮がありますが、実はアメリカやフランスではほとんどの出産が無通分娩になるといいます。

そういえば、世界で初めて無痛分娩を行った人物は誰だかご存知ですか? 実はジョン・スノウという医師が、AD 1853のビクトリア女王の出産にクロロホルムによる無痛分娩を行ったのが世界初の無痛分娩だと言われています。

無痛分娩は専門的に言うと、大きく三つに分類されます。

一つ目は、全身麻酔による分娩です。全身麻酔ですと、妊婦さんの出産の記憶が全く失われます。麻酔科医が必要であること、そして麻酔薬も胎児に移行するリスクがあることから、特殊なケース以外現在この全身麻酔による無痛分娩は適応されません。

二つ目は硬膜外麻酔による無痛分娩です。硬膜外麻酔は、脊柱のなかの硬膜という部位に、細いチューブを留置して、そこから局所麻酔薬を流し込み、子宮に関連する一定範囲の痛みをとるというものです。この麻酔は熟練した麻酔医が担当すると、非常に良い結果をもたらすのですが、少し麻酔薬が効きすぎると、痛みは取れても、運動神経が麻痺してしまうため、子宮の収縮力が落ちてしまい、出血が止まりにくくなるリスクはあります。

三つ目は陰部神経ブロックというものです。ドイツでは主流の無痛分娩法ですが、胎児の出口である会陰部の神経を支配している陰部神経を局所麻酔薬によって麻痺させる方法です。陰部神経は運動神経の支配もありますので、産道から会陰部の筋肉の弛緩作用もあり、分娩をスムーズにさせます。日本では一部の施設で行われています。

リスクから考えて、紀子さまはどの麻酔法を選択するでしょうか? 多分僕は第二の硬膜外麻酔法を選択すると思います。

無事の出産を祈っています。


汎アジア・フラクセル・レーザー・シンポジウム

今週の土曜日、9月9日に韓国ソウル・ロッテワールドホテルで行われるPan Asia Fraxel Laser Symposium に招待講演者として招かれています。このシンポジウムはフラクセルのリライアント社主催で行われますが、アジアでフラクセルの症例が多い医師が韓国、香港、台湾、タイなどから7人招待されており、僕は二人の日本人医師のうち、一人に選ばれました。大変名誉なことです。

韓国での招待講演は、今回で三度目です。発表は英語で行いますが、アジア人の英語というのは、聞き取りが難しいんですよ。発表は自分のペースで出来るので良いのですが、質問が聞き取れなくて困ったりすることが多々あります。といっても、きっと僕のジャパニーズイングリッシュも、さぞかし訛っているんだろうな。(笑)

今回は、フラクセルの、肌を入れ替えた症例、毛穴を目立たなくした症例、肝斑をほとんど治療した症例、そして肌のメンテナンスにフラクセルを使用したエクセレントな結果を出している症例を提示し、さらに患者さんが楽に施術できるように、痛みのケアにこだわった麻酔法について、発表したいと思っています。

金曜日に出国しますが。結果はまたご報告しますね。


ベンハーとスターウォーズ(ファントムメナス)

作品、監督、主演男優などアカデミー賞史上最多の11部門受賞を果たした名作『ベン・ハー』。
最近、CGの進歩により、実際の人間を使った撮影が減っているといいますが、数千人のエキストラを使ったこのような映画を見ると、映画を観た!!という満足感に浸ることが出来ます。久しぶりにベンハーを観ました。

主人公「ジュダ・ベン・ハー」の心の葛藤、イエス・キリストとの出会いによる人間的成長。当時、原作のベンハーは、聖書の次のベストセラーでした。巨匠ウィリアム・ワイラー監督は、ローマの休日も作りましたが、ベンハーはまさに代表作ですよね。

久しぶりに観ると、スターウォーズのファントムメナスと重ねてしまいますね。主役のジュダ・ベン・ハーもアナキン・スカイウォーカーも奴隷ですし、戦車シーンとポッドレースも重なりますし、卑怯な手を使ってレースを妨害するメッサラとセブルバもキャラクターが重なります。訳あって母と別れる後に、再会するところも似ているんですよね。

この物語の舞台となったローマはオクタビアヌスの治世の後、ネロなどの暴君の混乱を経て、AD96よりローマは五賢帝(ネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス、マルクス・アレリウス)の時代が続きます。この時代約100年もなぜ、ローマの平和と繁栄が続いたかご存知でしたか?

それは、皇帝が自分の子ではなく、優れた子弟を養子に迎え、帝位を譲ることで成立した治世だったからなのです。最後のアレリウス帝が歴代の賢帝の戒めを破り、不肖の息子コンモドゥスを帝位につけたところ、コンモドゥスはネロ以来の暴君となって、たった12年でローマは再び混乱に陥いりました。安倍さんは三世議員ですが、実力のほどは、どうなんでしょうかね??期待したいところです。

ところで、この時期広大な領土を持ったローマ帝国の末裔が住んでいる土地が東ヨーロッパにあります。どこだかご存知ですか?高校生のときに習ったのですが、答はルーマニア(ローマ人の国の意味)です。彼らはローマの血が流れているんですよ。

ちなみにルーマニアの隣のハンガリーという国は、マジャール人というアジア系の民族が主体です。他に北欧では、フィンランドがフィン人というアジア系の民族の国なのです。

そういえば、今年の2月のフィンランドのヨーロッパ皮膚科学会に参加したとき、フィンランドの国際的携帯電話会社であるNOKIAは、日本の会社だと思っていたと、旅行者によく言われると言っていました。確かに発音がアジア語っぽいですよね。


新しい若返りの器械 シネロン リファームST

今週の週末も学会続きです。昨日土曜日がアメリカの器械の発表会。

今日は、カナダのトロントからDr. Stephen Mulhollandが来日し、オーロラ、ポラリス、ギャラクシーで知られるイスラエルシネロン社の新しい機器の発表会に参加してきました。

このプローブはリファームST(SKIN TIHGTNING)といわれる機器で、昨年のシミに効力を発揮するオーロラSRAに次ぐ、シネロン社の新製品なのです。

リファームSTの肌の引き上げ効果は、ポラリスよりも上という前評判でした。実際にMulholland医師が半顔を施術すると、

確かに、ホウレイ線(彼はスマイルラインといっていました。そちらの方がいい言葉ですね)やマリオネットラインが浅くなり、眉がぐっと引きあがるのです。会場にいた人は、感動していました。

彼は顔面を5つのベクトルに分け、それぞれを別個に施術することで、効果をあげていると説明していましたが、顔面の解剖から考えても、非常に理にかなっていました。新しい器械を使用することも良いですが、より効果の高い使用法を習うのは、とても大切だと感じました。

クリニックFでは、現在この治療を行っています。


おでんといったら ひげでん 姉妹店

少し涼しくなりましたよね。昨日仕事が終わった後、無性におでんが食べたくなりました。

おでんといったら ひげでん姉妹店 (0466-36-3751 神奈川県藤沢市辻堂東海岸4丁目2-18)

というお店のおでんが本当においしいのです。

東京から第三京浜と横浜新道を通って辻堂海浜公園を目指して約一時間。

ちょうどよいドライブコースです。

実はこの店、噂を聞きつけて、東京からお忍びで芸能人が来るなど結構な人気のお店なのです。開店はなんと東京オリンピックの前年の1963年。単なる居酒屋ではなく、だしがきちんと効いたおでんに、お刺身、焼き物を出してくれて、ちょっとした小料理店。店の親父のこだわりがわかる店です。

と、ここまでは、普通のお店の紹介なのですが、

実は僕はこの店の三代目(長男)と、小中学校時代からの親友です。家も近かったので、お互いよく遊びに行った仲です。小学校の時、彼のお母さんが本当に綺麗な人だったので、授業参観日の時には、うらやましかったのを覚えています。

このひげでん姉妹店は、若くて綺麗な女将と、素材に凝った料理で、昔からとても人気があったのですが、ちょうど僕たちが高校生の時だったでしょうか。おばさんが40歳ぐらいで、乳ガンで若くして亡くなってしまったのです。若かったので、ガン細胞の勢いもあって、本当にあっという間の出来事でした。まさに美人薄命とでもいうべきでしょうか。同時に病気の怖さを体感した出来事でした。思えば、乳ガン医療は、その後大変進歩しましたよ。

女将が亡くなって以来、親父さんは、息子二人と三人で、20年以上もこの店の味を守っています。旨いわけですよね。物事を長く続けるということは、本当に大変なことだとおもいますよ。

ちなみに、東京から車で来て、お酒を飲めなかった僕に気を使ってくれて、お土産に焼酎をもらいました。佐藤という焼酎ですが、オンザロックで飲んだのですが、凛とした味で、かなりおいしかったですよ。

東京から食べに行く価値がある店です。おでんが食べたくなったらぜひどうぞ。


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