TakahiroFujimoto.com

HOME MAIL
HOME PROFILE BOOKS MUSIC PAPERS CONFERENCES BLOG MAIL CLOSE

BLOG 藤本幸弘オフィシャルブログ

BLOG|ブログ

美容レーザー医療は何年続けてよいのか? どの会社の光治療機器を選べばいいのか?

一昨日まで滞在していたシンガポール。

こちらはスピーカーが集まるクラブラウンジ。

僕はそこで、コントリビュートレクチャーという枠で二つ目の講演をしてきました。

10種類以上のフラクショナルレーザー機器を利用した比較演題です。

フラクショナルレーザーの機能を、波長、照射方法、照射密度、スキャナの特性の工学的な解説したのち

より具体的な例として、ニキビ跡のタイプ分けに適したフラクショナルレーザー機器選択について講演しました。

フラクショナルレーザー機器は、僕が最も得意とする分野のひとつですが、今回の講演は他の講演者の時間が圧してしまい、時間があまりに足りなくなり、急ぎ足になってしまった部分が多く、自分としては不本意な講演だったと残念に思っていました。

ところが、後日座長を務められた台湾のPo-Han Huang先生から以下のようなメールをいただきました。

Thank you for your fantastic lecturing in Singapore and really my pleasure to chair your talk. I really enjoyed your analysis of different fractional lasers. Look forward to listening to your presentations soon.

彼とは名刺交換をしてきませんでしたので、僕の連絡先をWEBで探してくださったようです。連絡が取れてよかったです。

次回きちんとした持ち時間をもらい、話してゆきたい内容です。

***********************

この枠では世界各国から招待された医師が講演をしたのですが、中でも最も興味深かった演題があります。

それは、光治療を繰り返して治療した患者さんを10年単位で追いかけた写真を提示した米国のDr.マイケル=ゴールドのプレゼンテーションです。

彼はかなり早い時期から皮膚治療にレーザーを取り入れた、いわば米国レーザー医療会の重鎮の一人。

彼がプレゼンの中に、

37歳の初診時に撮ったある患者さんの写真

彼女が12年間、レーザーと光治療器を照射を続けた49歳の写真

を供覧したのです。

会場のドクターから歓声が上がりましたよ。

12年経過したのちの方が、はるかに若々しい透明感の高い肌。

ハリがあり、テクスチャーも整って実に美しいのです。

レーザー及び光治療機器は、「肌質を改善する」という事実をまさに実証したような写真でしたね。

ちなみに、会場のドクターから「肌質を改善するには、どのメーカーのフォト治療機器が良いのか?」

という質問を受けていましたが、マイケルゴールドは、

「光治療器(フォトもしくはIPL)であればどの機器でもよいが、特定の機器を照射し続けるよりも、数多くの違った機器を照射したほうが効果が高い」

と言っていました。

光治療器の場合、レーザー治療器とは違って、同様な目的で作られた機器であっても各社でスペックには大きな違いがあります。

また、比較的設計が楽なので、工学的に工夫を凝らしやすいですし、どの機器にも、その機器なりの良さがあります。

一方で、1機種で肌の中のすべての色素を反応させるのはむしろ不可能ですので、「数種類の機器を使いまわす。」

というのが正しいのだと思いますよ。

もちろん一定以上の技術を持った会社の機器を使用し、さらにその機器が定期的にメンテナンスされていることが条件ですが。

「幾つかのIPL機器を持ち」

「これを交互に使いまわす」のが最適。

というこの答えについては、僕もまったく同じ持論を持っていましたので嬉しかったですね。

 


■2013年7月 IMCAS ASIA⑦ シンガポールで体験した逆バンジージャンプ

おはようございます。

今日は7月31日です。あっという間に月末です。

僕は朝7時からクリニックFに出勤しています。診療開始時間までのこの時間は、何かに集中して取り組むのにもってこいなのです。

明日から11日の日本美容皮膚科学会までに、4つの発表をしなければならないため、今日はプレゼンテーションを作りにきました。

今回は日本語なので作るのも多少気が楽ですが、それでも色々と悩みながらの作業になります。

僕は昔から夏休みの宿題が終わっていないと遊びに行けない性質で、ついついなんでも早くから準備をしてしまうのですが、かといって、最後の最後までプレゼンを修正したりしますので、あまり早くに始め過ぎてもこれはこれで良くないなあと最近思います(苦笑)。

さて、今日はカンボジアとシンガポールのブログを始める前に、シンガポールで初体験した逆バンジージャンプについて。

マリーナベイにそそぐ、シンガポール川。

こちらにはおしゃれなナイトスポットが多く、ベイサンズエリアができる前はもっとも大きな繁華街でした。

シンガポールは7度目の滞在ですので僕もよく知った場所です。

そこのクラブで、初日の発表打ち上げをした帰り道。

なんとなく話の流れで、このバンジージャンプを体験することになってしまいました。

もともと速い乗り物が好きですし、僕はずーっと前から乗ってみたかったんですよね。

順番待ちの間、スタッフがカメラを貸してくれと言って、いろいろ写真を撮ってくれます。

横に乗り、こうやってVサインをするんだと教えてくれます。

いよいよ発射。

ボーンと。

地上100m近くまでゴムの力を使って一気に放り出されます。

公称では7Gの宇宙体験と書いていましたが、まあそこまではないでしょう。

カメラを置いて行けと言われたのですが、上空のシンガポールの夜景は素晴らしかったですよ。

写真に収めたかったです(笑)。

 


■2013年7月 IMCAS ASIA⑥ シンガポールとカンボジアから帰国しました

おはようございます。

今日は7月30日。

シンガポールから早朝便で羽田に帰国し、クリニックFで外来をやっています。

シンガポールで開催されたIMCAS ASIAという学会で招待講演を二つ引き受けてきました。

今回は学会前にカンボジアに立ち寄り、クメール人が12世紀に作り上げたアンコールワットを見学してきました。

その後到着したシンガポールでは、21世紀のマレー人と華僑が作り上げた現在も進化し続ける最新の施設を見学。

カンボジア~シンガポール間は、飛行機に乗ってしまえばわずか2時間で着く距離ですが、この一週間で数世紀の時を超えた、まさに新旧の東南アジアを実体験する旅になりました。

前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすることを、為政は論語にて「温故知新」と表現しましたが、医学や研究でもこうありたいものです。

国際学会周遊記、アンコールワット編とシンガポール編は明日からはじめようと思います。

 


■2013年7月 IMCAS ASIA⑤ シンガポール IMCAS ASIAすべて終了しました

シンガポールのIMCAS ASIAという学会に参加していましたが、漸くすべてのミッションが終了しました。

今回は二つの招待講演を引き受けさせて頂きましたが、まだまだ奥が深い世界ですね。
講義後の質問も沢山受けました。

今後も探究心を持ってレーザーの研究を続けてゆきたいと思います。
昨晩は新たにシンガポールに登場した新名所へ。

マリーナベイサンズの裏側の植物園を訪れてきましたが、素晴らしい近未来都市が出来上がっていました。

わずか2年でこれだけ変わってしまうのに驚くとともに、世界経済の発展の速度が予想以上である事を痛感します。
もしかしたら、お台場もこのような近未来都市に生まれ変わる事が出来たかもしれないのに。。。と思う一方で、そのタイミングを逃して良かったのかもしれません。

日本も頑張らなければいけない。それは事実ですが、とはいえ、その頑張る方向をもう一度精査しなくてはならない。

そんなことを、海外に来ると日本にいる時とはまたちょっと違う視点で考えてしまいますね。

さて、本日の深夜便で羽田に帰国し、明日火曜日30日の朝よりクリニックFの診療を再開いたします。

 

関係者の方々にご迷惑をおかけしました。またよろしくお願いいたします。

■2013年7月 IMCAS ASIA④ IMCASで発表ひとつ目が終わりました

引き続き、シンガポールのIMCAS ASIAの学会に参加しています。

こちらの学会、今回のシンガポールでは7度目の開催。

シンガポール、バンコク、上海、香港と順番に開催されています。

僕は講義が二つありました。

参加者も多いです。

僕の講義は、二日目。

フラクショナルレーザーを使用した、上眼瞼短縮術(マドンナリフト)のレーザー機器比較演題についての演題でした。

同じ10600nmの波長を使用しても、スキャナの性能が全く違いますので、機器ごとに適性があるのですが、その研究の発表でした。

世界広しといえども、フラクショナルレーザーを10台以上も利用して比較演題を作れる機関はあまりありません。

発表後の質問者も多く、満足度の高い講演になりました。

同じ口演枠で藤田保健衛生大学準教授の秋田先生のお話もありました。

2週間後には神戸で開催される美容皮膚科学会のランチョンセミナーでも、ご一緒させていただく予定です。

ひとつ目の講演は無事に終わり、まずは一安心です。


カテゴリー